【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第8回目 たねダンゴづくり
2024年6月22日土曜日、令和6年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第8回目「たねダンゴづくり」の実習を豊平公園で行いました。
講師は当協会職員でさっぽろ花と緑のネットワーク事務局を運営している齋藤聡子のほか、さっぽろタウンガーデナーの‵たねダンゴサポーター′に認定されている6名が補助講師として実習をサポートしてくれました。
たねダンゴとは、けと土、赤玉土、肥料などを混ぜた泥ダンゴにタネをつけてタネまきする手法です。
まずは、たねダンゴの材料や特徴、たねダンゴイベントの実施例などを説明です。
ダンゴには、保水性・保肥性があるため、植物の初期生育を助けることから、種の成長をやさしく守る「種のゆりかご」と呼ばれているとのこと。素敵なネーミングですね。
今回の種は、植え付けを行う6月中旬でも発芽がするよう、センニチコウ、カリフォルニアポピー、ヤグルマギク、バーベナボナリエンシスの4種類を選び、さらに植え付け前には、十分な潅水を行ったとのお話がありました。
デザインについて説明があった後、いよいよ、たねダンゴを作っていきます。
たねダンゴサポーターさんに教えてもらいながら、土を捏ねたり丸める作業は、どろ団子遊びをしているようと、みなさん思わず笑みがこぼれます。
ダンゴづくりは泥んこ遊び感覚でできるほか、ダンゴの配置を変えることで花壇に文字や形をデザインしやすいことから、子どもからお年寄りまで、誰でも参加できるイベントにも適しているそうです。
完成したたねダンゴは、豊平公園緑のセンター前のボーダー花壇に植えます。
全長約40m×幅約1mもある花壇で、植え付けに時間がかかるかと思いきや、10分程度であっという間に植え付けが完了しました。
今回、植え付けたたねダンゴが発芽し、花が咲くのは2か月先になります。どんな風景になるか楽しみですね。








