【さっぽろまちづくりガーデニング講座】10回目「土づくりと堆肥」
2021年10月23日(土曜日)、百合が原公園にて「土づくりと堆肥」の講座を行い、講師は百合が原公園職員の佐々木博一が務めました。
はじめに講義形式で土の種類や植物の成長に必要な栄養素、なぜ土づくりを行うのか、肥料と堆肥の違い等を学びました。
講義の後はいよいよ落ち葉堆肥づくりです。この日は雨が降ったり止んだりと不安定な天候だったので、倉庫内でコンテナを使って落ち葉堆肥を作りました。
箕を使って落ち葉を入れては踏み、落ち葉を入れてはまた踏み、と何回にも分けて少しずつしっかり落ち葉を踏みしめていきます。

仕込み完了まであと一息!
コンテナの上までしっかりと踏み固めて、落ち葉でいっぱいにしたら仕込みは完了です!
落ち葉がぎっしり入ったコンテナを積み重ねて保管し、来年秋には土嚢袋等に入れて更に熟成を促します。
完成はまだ先ですが、出来上がるのが楽しみですね。
講座は落ち葉堆肥の仕込みまでで一旦終了し、希望者と草堆肥や落ち葉堆肥等を保管しているバックヤードの見学をしました。
バックヤードでは区画を区切って草堆肥や落ち葉堆肥等が管理されていました。
(写真左上)刈ったばかりの植物を堆積して保管していました。堆肥化が進むと(写真右上)のようになりますが、まだ繊維が残った状態なので、堆肥としてはまだ利用できません。
(写真左下)の状態にまで堆肥化が進むと堆肥として利用できます。
(写真右下)は一昨年作った落ち葉堆肥です。堆肥化が進んで利用できる部分とコンテナの端に入っていたきちんと踏み固まっていなかった部分とがありました。
きちんと踏み固めていないと、写真のような落ち葉の形が残ったままになってしまうそうです。
実際に色々見る事が出来て皆さんとても満足して頂けたようでした。
春の種まきから始まった講座も残すところあと2回となりました。
次回は冬囲いの実習を行います。寒くなってきましたので、暖かい格好でお越しください。









