【2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座】第3回目 種から育てる苗づくり①(種まき)
2025年4月19日土曜日、2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座第3回目「種から育てる苗づくり①(種まき)」の講義と実習を豊平公園で行いました。
今回の講師は、ピュア・ポタジェ代表の藤井純子さんに務めていただきました。
まずは動画とスライド画像に沿って、種まきの方法を学んでいきます。
種まきから植物を育てることは難しそうに感じますが、ポイントを押さえると自宅でも苗を育てることが可能とのこと。
今回、実習で使用する種は、エンダイブ、スィートバジル、ホーリーバジル、マリーゴールド、ブルーサルビア、ナスタチウム、ミニトマトの8種類です。それぞれの種の特長や種のまき方、生育管理などのポイントを学んでいきます。説明の後は、講師による種まきの実演です。
講師の周りにみなさんが集まり、手元を真剣な表情で見つめます。種まきは、深呼吸しながら、焦らずに、丁寧にすることが秘訣とのこと。
いよいよ受講者のみなさんも各自で種まきを実践していきます。
小さな種を一つひとつ丁寧にピンセットなどを使って、培養土の表面に置いていきます。
小さな種が風で飛ばされないように、みなさんゆっくり焦らず慎重に種まきをされていました。
中には、いつも使い慣れている箸を持参して種まきをされる方もいました。
種まきするのが初めての方や今まで自己流で種まきをされていた方など、経験値はさまざまでしたが、みなさん和やかな雰囲気の中、講習会が進められました。
今日、種まきしたセルトレーは各々が持ち帰って生育管理していきます。
5月17日にはポット上げを行い、6月15日には生長した苗を使って小さなポタジェをつくる予定です。
みなさん講師のアドバイスを参考に、楽しみながら苗を育てていってくださいね。
【2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座】第2回目 植物の基礎知識
2025年4月12日土曜日、2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座第2回目の「植物の基礎知識」を豊平公園講義室で行いました。
今回の講師は百合が原公園主任の佐々木博一が務めました。
まずはスライドに沿って、植物の分類、学名や植物のつくりなど植物の基礎となることを学びました。
講義の中では、イチョウは葉の広がりを持っているため、広葉樹と誤解されることがありますが、実際は針葉樹に分類されること、ダリアの球根を切り分ける際、球根と茎の間に発芽点があり、その発芽点と球根とがつながった状態で切り分けないとうまく発芽しないといった具体的な事例も説明していただきました。
講義の後半では、ルーペを使って、ニリンソウ、ユリ、サクラソウ、トドマツ、ゴヨウマツなどを観察しました。
ニリンソウの花の様子やゴヨウマツとトドマツの見分け方など、ふだんなかなか使うことのないルーペを使って植物の細かな部分をじっくり観察しました。
観察した植物の写真をスマートフォンで撮影したり、講師の説明をメモしたりとみなさん熱心に講義を受けられていました。
受講者さんから、今まで見えていたはずなのに注目したことがなかった植物の分類や葉の形状等を今後じっくり観察したい等の感想もいただき、新たな気づきを得られた時間となったのではないでしょうか。今回の講義がこれから植物に携わるみなさんの基礎的な知識の一助となれば幸いです。
【2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座】第1回目 公共花壇のデザインを学ぼう
2025年4月5日土曜日、抽選で選ばれた20名の受講者をむかえて、今年度のさっぽろまちづくりガーデニング講座がはじまりました。
初回ガイダンスの後、いよいよ第1回目の講座がスタートしました。
第1回目のテーマは「公共花壇のデザインを学ぼう」と題し、花壇のテーマ、色合わせ、植物の選び方など、公共花壇のデザインの考え方を学びます。
講師は恵庭の道の駅に隣接した「はなふる」のガーデン「虹色の鳥」を設計し、現在「はなふるガーデン」の管理など、花のまち恵庭のキーパーソンとして活躍されている株式会社サンガーデン取締役の土谷美紀さんに務めていただきました。
講義では、地域のコミュニティガーデン、「はなふる」のみんなの花壇、北海道ボールパークのサポーターによる花壇のほか、本講座で受講者のみなさんが携わる百合が原公園のウェルカム花壇など、土谷さんが手掛けた花壇デザインのさまざまな実例を紹介しながらデザインの配置、植物選び、メンテナンス方法などを学びました。
花壇づくりはトライアンドエラー(「試す」ことと「間違える」ことを繰り返すことで成果を出す。)が大切で、特にみなさんで作るコミュニティガーデンは、正しい正しくないと結論を出すのではなく、みなさんで意見を出し合ってトライした結果、失敗したら次の年どうするか、またみなさんで話し合って決めていくことが重要とのお話に、受講者のみなさんも耳を傾けます。
また、花壇づくりにおいては、自分の‘記憶’よりも‘記録’することが大切なことの一つで、‘観察する目’を養って記録していくことで、次回の花壇づくりに必ず役立つことを教えていただきました。
これから11月までの8か月間、みなさん一緒に色々なことにトライし、楽しみながら学んでいきましょう!
【令和7年度 緑化ツタ苗補助(春季)】申込受付開始します!
「緑化ツタ苗補助」は、ご家庭や事業所の緑化にお役立ていただける制度です。
緑化するためにツタ苗を購入する際、購入予定の半分を補助します。
令和7年4月9日(水曜日)より申込み受付開始いたします。
受付期間
令和7年(2025年)4月9日(水曜日)~4月23日(水曜日)
申込方法
申込には「緑化ツタ苗補助申込書」と「植え込み予定平面図」の提出が必要です。次の1~3のいずれかの方法でお申込みください。また、「植え込み予定平面図」を記入の際にツタ苗の引換を希望する指定店をお選びください。
1.郵送によるお申込み
「緑化ツタ苗補助申込書」と「植え込み予定平面図」をご記入のうえ、下記宛にお送りください。
札幌市中央区北1条東1丁目6番地16
アルファ北1条ビル4階
公益財団法人札幌市公園緑化協会 ツタ苗補助係
2.Eメールによるお申込み
「緑化ツタ苗補助申込書」と「植え込み予定平面図」をご記入のうえ、下記アドレスにメール添付して送信してください。
3.受付窓口で直接お申込み
植え込み延長を計測のうえ、いずれかの受付窓口へ直接お越しください。窓口にて申込書と平面図をご記入いただきます。お申込みを受理した際に「ツタ苗補助引換証」を発行致します。
※申込方法1、2についてはお申込みを受理した後、「ツタ苗補助引換証」申請者様宛に郵送いたします。
<受付窓口>
〇公益財団法人札幌市公園緑化協会(※こちらのみ郵送でも受付)
〒060-0031
札幌市中央区北1条東1丁目6番地16 アルファ北1条ビル4階
電話:011-211-2579
〇百合が原 緑のセンター温室
札幌市北区百合が原公園210
電話:011-772-3511
〇豊平公園
札幌市豊平区豊平5条13丁目
電話:011-811-6568
引換期間
令和7年(2025年)5月14日(水曜日)~5月28日(水曜日)
引換方法
引換証を百合が原公園売店または豊平公園売店に持参していただき、補助分の苗をお受け取りください。
残り半数の苗を引換時にご購入ください。
詳しくはチラシや札幌市都市緑化基金のホームページをご覧ください。
令和7年(2025年)春季ツタ苗補助チラシ(PDF/402KB)

















