【2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座】第2回目 植物の基礎知識
2025年4月12日土曜日、2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座第2回目の「植物の基礎知識」を豊平公園講義室で行いました。
今回の講師は百合が原公園主任の佐々木博一が務めました。
まずはスライドに沿って、植物の分類、学名や植物のつくりなど植物の基礎となることを学びました。
講義の中では、イチョウは葉の広がりを持っているため、広葉樹と誤解されることがありますが、実際は針葉樹に分類されること、ダリアの球根を切り分ける際、球根と茎の間に発芽点があり、その発芽点と球根とがつながった状態で切り分けないとうまく発芽しないといった具体的な事例も説明していただきました。
講義の後半では、ルーペを使って、ニリンソウ、ユリ、サクラソウ、トドマツ、ゴヨウマツなどを観察しました。
ニリンソウの花の様子やゴヨウマツとトドマツの見分け方など、ふだんなかなか使うことのないルーペを使って植物の細かな部分をじっくり観察しました。
観察した植物の写真をスマートフォンで撮影したり、講師の説明をメモしたりとみなさん熱心に講義を受けられていました。
受講者さんから、今まで見えていたはずなのに注目したことがなかった植物の分類や葉の形状等を今後じっくり観察したい等の感想もいただき、新たな気づきを得られた時間となったのではないでしょうか。今回の講義がこれから植物に携わるみなさんの基礎的な知識の一助となれば幸いです。





