みつろうクラフト&巣の中の行動をのぞいてみよう~第5、6回みつばち調査隊~

2014.08.10

夏休みも半分以上過ぎました。小学生のみなさんは宿題や自由研究は終わらせたでしょうか?

先日、調査隊は自由研究企画として「みつろうクラフト」に挑戦しました!

今までの活動で取り除いたムダ巣(みつろう)を集めて、

・みつろうキャンドル

・みつろうクリーム

・ハチミツせっけん

の3種類を作製しました。

作製途中や完成品の写真を掲載したかったのですが、「学校がはじまる前に載せないで!」という調査隊員たちの希望を優先して、まだ載せないことにします。どうやら自分たちの自由研究は学校がはじまるまで秘密にしておきたいようですね。

作成過程では、普段の調査では見られないほどの集中力を見せてくれました。やはり調査隊員はじっと座って勉強するよりもからだを使って調査したり、工作することの方が得意なようですね。

 

続いて行った第6回は、「巣の中のミツバチの行動を観察する」です。

巣の外や公園内にいるミツバチの行動については前回の活動で観察できましたが、巣の中に戻ったミツバチはどのような行動を行っているのでしょうか?

まずは公園内に出て、ミツバチを捕まえにいきます。夏の川下公園はカナール(水路)に水が流れているので、ついつい水遊びをしたくなりますね。誘惑に負けないようにミツバチを捕まえて下さい!

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たくさんのミツバチとマルハナバチを捕まえてきました。中にはこんな大物を捕まえる隊員も!

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今回の活動とは全く関係ないカミキリムシですが、一応捕虫瓶に入れておきます。

捕まえたミツバチたちは擬似巣箱の中に入れて落ち着くのを待ちます。

その間に酪農学園大のお兄さんがカメラの位置を調整します。けっしてふざけてるのではありません。

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準備OK!それでは中の様子を見てみましょう。

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ミツバチ、マルハナバチの両方を入れてみたのですが、どちらも巣箱の中では活発な行動は見られません。これには調査隊員たちも予想外でした。

しかし、このあと昆虫ハカセが明るいライトを巣箱にいれると、どのハチたちもライトに向かって飛びかかってきました!

この結果から、ミツバチの行動には光や太陽が関係していることをハカセやお兄さんから学びました。「紫外線」や「走光性」といった聞いたことのない単語もでてきましたね。

その後、調査隊員は捕まえたミツバチたちを外に放しました。太陽の方角へは飛んでいったかな?

今回は少し難しい専門的な知識も交えて説明を行ったので、調査隊員はノートにまとめるのが少し大変そうでしたね。

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みつばち調査隊も残すところあと3回となりましたが、これからまた少し話が難しくなるかもしれません。みんな最後までしっかり調査しましょうね!次回は8月30日です。