さっぽろまちづくりガーデニング講座 第17回「冬囲い」
2019年11月9日(土曜日)、第17回「冬囲い」の講座を平岡樹芸センターで行いました。
今回の講師は6月に剪定の講師も務めました、鮫島職員です。

この日は最高気温が6℃に満たない冬を感じさせる日でしたが、「実習をメインで!」と受講者さんのやる気が満々だったので、屋内で冬囲いの目的や時期について、30分程で学んだ後、早速外に出て実習を行いました。

木の枝を用いて男結びの練習をする様子①
まずは縄結びの基本で冬囲いの際にもほとんどの箇所で使用する”男結び”の結び方を学びました。
先生のお手本を見た後、それぞれ結びやすそうな木の枝や幹を利用して結び方を覚えるまで、たくさん練習しました。

木の枝を用いて男結びの練習をする様子②
練習しているうちに、結び方を覚えた方から周りの人に教えあっていて、とても和気あいあいとした雰囲気でした。

講師による冬囲いのデモンストレーション
男結びをしっかりマスターしたらいよいよ冬囲いです!
要所要所に段を作っていく方法と下からくるくると縄を巻きつけていく方法と2種類教わり、自分のやりやすい方でツツジとニシキギで実習しました。
縄で縛った後に、周りに3~4本根曲がり竹を立てれば完成です!
(昔は4本は縁起が悪いとされ、避けられていましたが、最近では4本立てているのも増えてきているそうです。)

根曲竹を立てる様子
最初は悩みながらやっていた作業も、2本目、3本目と数をこなす内に、とてもてきぱきと作業されていて、すっかり冬囲いをマスターしたようでした。
3月から始まった講座も残すところ1回となりました。
次回(最終回)は11/16(土曜日)「花と緑のまちづくりの重要性」です!
講義のほかに、修了された方へ修了証授与も行いますので、ぜひ ご参加ください!




