平成30年 さっぽろまちづくりガーデニング講座
【実習編】宿根草の管理
9月29日、大通公園西2丁目で宿根草の管理の実習を行いました。
講師は、前回の夏花壇の管理でもお世話になったガーデニングリラの会の熊木真智恵さんです。
最初に、宿根草の管理、とくに株分けについて説明を聞きました。
・なぜ株分けが必要か
・株分けのメリット・デメリット
・どんな時期にやるといいのか
など、ポイントを整理しました。

株分けについて説明を聞きます。
1年草と違い植えっぱなしになりがちな宿根草ですが、
きれいに咲かせるためには意外とお手入れが必要なのですね。
その後大通公園西2丁目の花壇に移動し、どんなものが植わっているのか図面を見ながら確認します。

体を痛めないように、まずは準備運動!

図面を見ながら植物をひとつひとつ確認します。
フロックス、シオンなど、花が終わったところを重点的に手を入れていくことに。
地上部を刈り取って、熊木さんに堀上げ方を教えてもらってから、みんなで一株ずつ掘り上げます。

根を傷めないようスコップの裏側を使って土から切り離していきます。

地上部を刈り取って株元を観察。

大きい株は協力して、よいしょ!
そして、今後も元気に咲いてくれるように、植わっていたところに腐葉土とたい肥を混ぜ込みます。

腐葉土と堆肥を混ぜ込みます。疲れたら交代で・・・
だいたい15cmくらいの塊に株分けした後、元気な株を植えなおします。
観る人の目線や、植物の成長を考えて株分けした植物を植えました。
土が目立って寂しくなったので、一年草も補植します。
最後に水をたっぷりあげて、花壇のフチもきれいにして作業終了!
すっきり、きれいになりました!
今回株分けした植物が来年も元気に育ってくれるといですね。
オータムフェストが開催中で、大勢の人が行き交う大通公園。ときおり観光客が花壇に足を止めて作業を眺めていました。
冬支度までの残り短い期間ですが、通りかかった際はぜひお花に目を留めてみてくださいね。

ボランティア団体「あるば・ローズ」が管理する3丁目花壇

大通5丁目スポンサー花壇

8丁目ガーデニングリラの会のホップの小径では、ホップが実っていました。







