ガーデニング講座【実習編】⑥夏花壇管理
平成29年8月19日(土曜日)にガーデニング講座の第6回目となる「夏花壇管理」の実習を行い、
ガーデニングリラの会とは、さっぽろ緑花園芸学校(さっぽろまちづくりガーデニング講座の前身)の修了生たちが
発足させた団体で、大通班は大通西8丁目の花壇を通年で管理されています。
今回はこちらの大通西8丁目花壇にて実習を行いました。
大通西8丁目の花壇は、「北国の花壇」と「ホップの小径」の2種類の花壇が
1面ずつそれぞれ南北にあり、合計4面の花壇があります。
「北国の花壇」は北国の冷涼でさわやかなイメージをブルー・白・ピンクなどの寒色のグラデーションを用いて表現し、
「ホップの小径」は対照的に赤・オレンジ・黄などの暖色を主に用い、温かみのある牧歌的な北海道を表現しています。
また、同じ種類の花壇でも花壇内の小径の形状などが違う為、南北それぞれに違う雰囲気が楽しめます。

北国の花壇

ホップの小径
「ホップの小径」にはホップが植えられており、皆さん興味津々で観察されていました。
今回は持ってきていただいたホップの球果の中も観察させてもらいました。
球果を割ると中にルプリンという黄色い粒々があります。
こちらを加熱するとビールの香りや苦みのもとになるそうです。
因みに、ただ球果を割った状態でも、鼻を近づけるとビールのような香りがし、
かじってみると最初はほのかに甘味がありますが、どんどん苦みが出てきてぴりりと舌がしびれるような苦みがありました(^_^;)
それぞれの花壇のコンセプトや植わっている植物について説明を聞いた後は
切り戻しの位置や太い枝にするために、どの程度強く切り戻すか等を教えてもらい、それぞれ4面に分かれて作業です!
作業をしていると段々愛着が湧いてきたー♡なんて受講者さんからの声も聞く事が出来ました。

メンテナンス方法を教えてもらっている様子

メンテナンス風景
メンテナンスの後は空いたスペースに補植をしました。
補植をする際も、大通公園は観光で来る方も多いので、どこから見ても綺麗に見えるように心がけているそうです。
ぜひ大通公園西8丁目花壇へお越しの際にはぐるっと回って見てみて下さいね。
補植の後はプランツネームの作成方法、設置の仕方を教えて頂き、
実際に今回作業した花壇に挿して行きました。








