ガーデニング講座【実習編】②「コンテナ花壇」
平成28年5月28日(土)、百合が原公園で平成28年さっぽろまちづくりガーデニング講座【実習編】がおこなわれました。
第2回のテーマは「コンテナ花壇」、午前中はコンテナへの苗の植込み、午後は設置したコンテナへの水やりとハンギングバスケットの作成をおこないました。
講師は、コンテナガーデニングマスターであり、ハンギングバスケットマスターである宮崎恵里子さんが担当してくださいました。
苗を配置したり植えこむ前に土の配合から始めました。
受講者のみなさんが交代で土を混ぜ合わせました。
今回使用したコンテナは、昨年と同じくウイスキーの熟成に使用した樽を加工したものです。
大きな樽は空っぽの状態でもかなり重いです。ここに土をたっぷり入れると、二人がかりでないと持ち上がりません。
そんな重い樽を少しでも軽量化するための工夫がこちらです。
樽の底に敷いてあるのは、ネットに入れた発泡スチロールです。
土だけを入れると重くなりすぎますが、発泡スチロールを入れた分だけ軽くなります。
また、大きく砕いた発泡スチロールは水はけがよく、鉢底石の代わりにもなります。
ネットに入れることで土と発泡スチロールが混ざってしまうことがなく、コンテナ使用後の土の処理がとても楽になるとのことです。
土をコンテナにつめたら上からしっかり押さえます。
土があまりふかふか過ぎても硬すぎてもいけません。いい塩梅かどうか、宮崎さんが触って教えてくれます。
こうして実習で教えてもらうと、手の感触で覚えられます。
苗を植えこむ配置を決めたら、実際に植えていきます。
苗の扱い方、根鉢のほぐし方、植える深さなどをていねいに教えていただきました。
午後は、ハンギングバスケットの作成体験と、設置したコンテナへの水やりをおこないました。
受講者のみなさんが順番に水をやります。
植えたばかりの苗はまだ小さいですが、これからモリモリ大きくなるとのことです。
これからの変化がとても楽しみです。
今回の実習でつくったコンテナは全部で6基です。
緑のセンター前、リリートレインの駅舎に向かう花木園とボーダーガーデンの間の入口、世界の庭園前の3か所に2基ずつ設置しました。
2基のハンギングバスケットは、2~3日落ち着かせてから緑のセンター入口の壁に掛けられます。
これから秋まで来園者の目を楽しませてくれることと思います。
百合が原公園にお越しの際は、ぜひご覧ください。
次回の実習は6月11日(土)、テーマは「一年草花壇」です。













