ガーデニング講座【講義編】⑦病害虫対策の考え方
3月3日(木)、わくわくホリデーホール2階第1会議室で、さっぽろまちづくりガーデニング講座【講義編】が行われました。第7回のテーマは「病害虫対策の考え方」、講師は札幌市公園緑化協会緑の相談員の髙見正がつとめました。長年、農業改良普及員として栽培や病害虫についての指導にあたっていましたが、現在は主に豊平公園の緑のセンターで、一般の方々からの植物に関する様々な相談にこたえています。

花や野菜などの植物を育てていると、元気がなくなったり、色がおかしくなったり、いつもと違う様子になることがあります。そんな時は一体どうすればいいのでしょうか。
症状が病気によるものか、虫によるものか、栄養のかたよりによるものか見極めてから対処しなくてはいけないとのこと。
病気や害虫の種類、それに対処する薬剤の種類、薬剤を使う時に注意することなど、なかなか普段知ることのできないことをたくさん教わりました。

最後にスライドで、実際に病気になったり虫に食べられた植物の画像を見ながら説明を受けました。
本を読むだけではカタカナだらけの薬剤名はなかなか頭に入ってこないのですが、髙見さんの軽妙なトークのおかげか、もっと深く知りたいと思いました。
さて、来週は3月10日(木)、テーマは「植物の殖やし方」、講師は百合が原公園管理事務所所長の庵原英郎がつとめます。挿し木や株分けなど植物を増やす方法について講義を行います。

