ガーデニング講座修了生のボランティア活動
2月16日(火)、創成川公園植物ボランティアさんの活動を取材してきました。
創成川公園では、公園の募集に個人で参加している公園ボランティアと、団体や企業のみなさんが自主的に活動している外部ボランティアなど、いろいろな方が活動を行っています。
創成川公園の公園ボランティアには、植物ボランティア、お助け隊ボランティア、花くらぶボランティアの三つがありますが、実は、植物ボランティアには、平成27年さっぽろまちづくりガーデニング講座の修了生が参加しているのです。
「剪定や草花の管理など、学んだことを自宅だけでなく他の場所でも実践してみたい」と、昨年の実習シーズン中盤から植物ボランティアを始めた受講者さんがいます。公園ボランティアでは、たくさんの樹木や花の手入れをするので、自宅の作業では味わえない楽しみがあるようです。実習で受講者さん同士が顔を合わすたび、ボランティアの話題が出ると、自分もやってみたい、という方が少しずつ増えてきました。現在は、平成27年の実習受講者20名のうち4名が創成川植物ボランティアに参加していますが、平成26年の修了生やガーデニング講座の前身であるさっぽろ緑花園芸学校の卒業生も多く参加しています。
でも、寒い冬の時期に植物ボランティア?一体どんなことをするのでしょう。
なにやら集まって作業をしています。

創成川公園の木につける樹名板づくりをしていました!

木の板に鉛筆で下書きをし、バーニングペンで文字を入れていきます。その後、上から塗料を塗ってお化粧したり、木に付けられるよう穴を開けてできあがります。
できあがったら自分たちがつくった樹名板を木々につけていくのです。
十人十色、文字にも個性が出るのですね。


樹名板がついていれば、何の木か一目でわかります。
まだもう少し先ですが、春になったら、この樹名板と木々を見ながらお散歩してみてください。
植物ボランティアは、春から秋にかけて、月に二回、ライラックの剪定や花がら摘み、除草、ヘメロカリスの花がら摘みや刈り込みなどをしています。
18,000㎡の南北に広がる創成川公園がいつも美しい姿を保っていられるのは、こうしたボランティアさんたちの協力があってこそなのでしょう。
この植物ボランティア、1回の活動にだいたい10名前後が集まるそうです。
それでもシーズン中は人手が足りないとのこと。
そこで、創成川公園では、春から活動するボランティアのメンバーを募集しています。
もし、ご興味があれば応募してみてはいかがでしょうか。


