【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第13回目 ガーデン見学会
2025年9月20日土曜日、2025年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第13回目ガーデン見学会を滝野すずらん丘陵公園で開催しました。
滝野すずらん丘陵公園は北海道唯一の国営公園で、約400haの広大な園内には季節の移り変わりとともに「花」「森」「遊び」を楽しめる4つのゾーンがあり、今回はその中の中心ゾーン「カントリーガーデン」で秋の風景を見学しました。
はじめに、滝野管理センター松村植物管理係長より、公園の概要や園内で活動しているボランティア団体について説明していただきました。
滝野すずらん丘陵公園には、カントリーガーデンを案内する「フラワーガイドボランティア」と滝野の森ゾーンの魅力を伝える「滝野の森クラブ」の2つのボランティア団体が活動しているそうです。今回の見学会では、フラワーガイドボランティアの佐藤さん、竹内さん、横堀さんにご案内いただき、季節によって移り変わるカントリーガーデンの見どころをたっぷり紹介していただきました。
見学会当日は、「たきの秋空文化祭2025~札幌南マルシェ~」も開催中で、会場は賑やかなムードです。
カントリーガーデンに入ると、目の前に約70万本の可憐なコスモスが広がっていました。
ピンクや白の他にもチョコレートのような香りがするチョコレートコスモスや珍しい黄色いコスモスなども咲いており、訪れた人々を魅了していました。
さらに進むと、ストライプ模様に植栽されたサルビアが咲いていました。
その隣りの「もふもふガーデン」では、ゴンフレナ、バーベナ、ジニアが見頃で、どの花も大人の膝丈程の高さで咲いており、小さなお子さんやワンちゃんの目線に合わせた写真撮影が楽しめるように工夫されているとのことです。
中央口付近では、コキアが赤く色づき始めていました。
ここでは、定番の「ルージュ」や滝野オリジナル品種の「滝野ファイヤーエッグ」に加え、紅葉しない「ホワイト」のコキアも植栽されており、これから紅葉時期を迎えるとカラフルなコキアが創り出す風景が楽しめるそうです。
フラワーガイドボランティアの案内が無ければ足を運ぶ事のできない絶景ポイントで写真撮影もしました。
紅葉が進む景色やミヤギノハギの様子など秋を感じるスポットもご案内いただきました。
「花人の隠れ家」には本物のグランドピアノを土台にした花壇があり、その仕組みにみなさん興味津々でした。
原種のシクラメン「シクラメン ヘデリフォリウム」が開花していました。花と一緒に球根が顔を出している様子も見られました。
パレット花壇では、色とりどりのコリウスやダリアが見頃でした。
今日の見学会を振り返って、「ガイドさんの説明に感動しました。」「すべてがすてきで、よせ植えなども勉強になりました。」「年内にもう一度訪れたいです。」といった感想があり、フラワーガイドボランティアの皆さんの豊富な知識と丁寧なご案内のおかげで、みなさん充実したひとときを過ごすことができたようです。
フラワーガイドボランティアによるガイドツアーは、東口休憩所ボランティア棟「花の情報館」で受付しています。
是非またガイドさんの案内のもと滝野すずらん丘陵公園の四季折々の様子を楽しんでみてください。















