【さっぽろまちづくりガーデニング講座】第11回目 ラベンダーの花後の手入れとふやし方
2024年8月3日土曜日、令和6年さっぽろまちづくりガーデニング講座の第11回目「ラベンダーの花後の手入れとふやし方」の実習を百合が原公園で行いました。講師は当協会職員で百合が原公園勤務の遠藤彰一が担当しました。
今回はラベンダーの剪定とふやし方を実践を通して学んでいきます。
はじめに、講義でラベンダーの特徴や剪定を行う理由、剪定に適した時期、剪定箇所について説明があり、ふやす方法の1つである「挿し木」について必要な道具や手順、挿し穂の採取方法などを学びます。
続いて、講師によるデモンストレーション後、受講者のみなさんも剪定を行っていきます。
剪定した枝の中から適したものを選び、挿し穂を作っていきます。
「切り口を見て枯れていないか確認する」「下の方の枯れている葉は落とす」といった講師のアドバイスをもとに挿し穂を作っていきます。
発根が確認しやすいように透明のカップに入れられた赤玉土の中に発根促進剤をつけた挿し穂を挿しこんで完成です。時折、手に付いたラベンダーの香りを嗅いで「良い香り」との声も聞こえてきます。実習は爽やかなフローラルの香りに包まれる中行われました。
最後にラベンダーの剪定が終わっている星形花壇に場所を移し、刈り込んであるラベンダーを見学しました。
1株の大きさはどのくらいなのか、表面はどのようになっているのか、覗き込んで触れてみたり、講師に質問しながら観察しました。
受講者の中には長年、管理の方法に悩んでいた方もいて、今回の実習でその悩みが解消されたようです。
今回作った挿し木がみなさんのご自宅で咲くのが楽しみですね。
そして、5月に受講者のみなさんが植栽した一年草花壇の様子です。スプレー咲きのヒマワリやカサブランカが咲いて、夏らしい彩りの花壇が広がっていました。
写真撮影されたり、メンテナンス活動に参加された方が参加できなかった方に花壇の様子やこれまでの活動についてお話しされている姿も見られました。
メンテナンス活動も残りわずかとなってきました。お時間ある方はぜひご参加ください。










