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✿ガーデニング講座 百合が原公園で挿し木を行いました✿

先日7/20(土)、百合が原公園にて「さっぽろまちづくりガーデニング講座」第6回目を開催致しました。

今回のテーマは、「宿根草の管理」と「挿し木」です。

朝から太陽がぎらぎらと照りつけるなか、まずは園内ロックガーデン北側にあります「ビーチヘッジ」へ移動します。

このビーチとは、夏にぴったりな浜辺(beach)ではなく、周りをぐるっと囲んでいる生け垣「セイヨウブナ(beech)」だそうです。

 

この花壇は、5年前に開催しました園芸学校の講座で植栽した、宿根草ボーダーガーデンです。植物たちがかなり力強く育っていました。

雑草も元気よく伸びていましたので、みなさんで除草大作戦。

 

花壇がこの生け垣に囲まれていることによってまわりの喧噪から離れられ、ゆったりと花壇を眺めることができます。また、背景が緑であることにより、花壇が独立した空間で引き立つとの事でした。

 

さて、花壇を美しく見せるには、縁(フチ)が命。

とてもとても暑いなか、一生懸命に除草と縁切りに汗を流し

さいしょは無秩序だった芝生の境目も、、

 

ごらんください、この美☆ライン。直線がどこまでも続いていきそうな匠の仕上がりで、雑草もなくなってすっきり。花壇表面にウッドチップが敷かれているので、土が露出しておらず落ち着いた雰囲気です。

 

作業のあとは、場所を移動しながら挿し木をする枝を集めます。

 

↑ギンフ(銀斑)ミズキと、キンフ(金斑)ミズキの枝をカットします。

 

枝の切り方によっては、同じ木でもこのように葉の色が黄色くなってしまったり、「斑」がなくなってしまったりするのですって。不思議ですね。

 

午後からは、

 

6/8(土)に植えた花壇を眺めながら、温室内へ移動。賑やかになった温室前花壇をみて、みなさん嬉しそう^^*

 

南国のような熱気の温室にて、さきほどの枝2種類とハーブ「キャットミント」を加えての挿し木を行いました。

 

植物の種類や状態によって、カットする断面を調節します。

 

☆挿し木をする時期は、さっぽろまつり以降1ヶ月くらい(植物の種類にもよるが)

☆挿し木に使う枝は、今年伸びた若い枝を使う

☆フシのすぐ下をカットする

などのポイントの説明をうけ、挿し木にとりかかります。

 

カットした枝を入れるには、イチゴパックを使うと便利。

 

赤土を入れたポットの中に、ピンセットや細い棒を使って枝を挿します。

 

☆土を水でたっぷりと灌水する

☆挿した時に、葉が土につかないように

☆葉の向きをそろえる

☆肥料をあげすぎない

☆使用する土の質よりも、そのあとの管理が重要

☆一度土に挿したあとは、挿し木を引っ張って抜かない

 

などの注意事項を聞き、ポットにラベルをさして完成。

 

この日は外も屋内もどちらも暑くて思考回路は鈍く、フットワークは重くなっていく一方だったのですが、みなさんそれでも投げ出さずに最後まできっちりと丁寧に挿しこんでいました。きっと新しい命が根付いてすくすく育ってくれることでしょう。

次の講座は9月です。8月は開講がなくてさびしいですが、暑さに負けないでまた元気にお会いしましょうね!

 

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【今週のゲスト】

朝、講座前に百合が原公園内をうろうろしていましたら

 

羽色がとってもキレイな蝶蝶のお食事タイムに遭遇。

 

この日は数々のユリが見頃でしたので、講座のあとにも園内をふらふらしていたら

木の上になにかがいる気配。

コツコツ音がします。

 

あらあら、君だったのね。手前にあるユリとコラボレーションしたかったのですが、ただ赤くボケただけで伝わりませんねっ。

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公園内のユリはまだつぼみの花もあったので、100種類程のユリが楽しめる百合が原公園にも是非遊びにきてくださいね♪

 

 

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