【さっぽろまちづくりガーデニング講座】7回目 病害虫対策の考え方
2021年8月28日(土曜日)、百合が原公園にて「病害虫対策の考え方」について学びました。
講師は当協会職員で百合が原公園所長の庵原英郎が務めました。
園内を散策しながら害虫と病気の違い、発生の原因や防ぐ方法、実際に百合が原公園で行っている対策などを教わりながら、実際に病気に罹っている植物や虫などを観察しました。

園内散策の様子
今年は暑い日が多く、雨の日が少なかったのでハマキムシ等の害虫は多かったようですが、
反対に病気は低温の場合に発生しやすい為、少なかったそうです。
また、今年の暑さと雨の少なさが原因で既に一部紅葉している葉等もありました。
夏場に水切れしてしまうと紅葉や落葉が早くなったり、花が季節を間違えて咲いてしまったりするそうです。
世界の庭園ではヒメリンゴがサビ病に罹っていました。
斑点からにょろにょろとヒゲが生えているのは、胞子が爆裂したからだそうです。
「虫かと思ってた~」といった声が多く聞かれました。
このほか、ダリア園やロックガーデン等を巡りながら病害虫について学びました。
久しぶりに30℃を超える暑い日の屋外実習となりましたが、みなさん、ご参加ありがとうございました。
次回は9月18日(土)平岡樹芸センターにおいて「イチイの剪定」を予定しております。






