ライラック

4種類のライラックの写真
(モクセイ科 ハシドイ属)
学名 Syringa L.(シリンガ)
和名 ハシドイ
英名 Lilac(ライラック)
仏名 Lila (リラ)
中国名 丁香

ライラックと札幌の歴史

札幌のライラックは、北星学園の創設者であるサラ・クララ・スミス女史が、アメリカからもたらしたものがその起源であるといわれます。
北大植物園にある最古のライラックも、スミス女史から分けていただいた株であるとされており、冷涼な気候である札幌の町にたちまち広まっていったものと考えられます。

札幌市の木・ライラック

昭和35年札幌市の人口50万人突破と、ポートランド市との姉妹都市提携を記念して、札幌にふさわしい花(スズラン)、木(ライラック)、鳥(カッコウ)が選ばれました。

ライラックが見られる札幌市内の公園

ライラックの香りは、初夏の訪れを感じさせてくれます。
アメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、ロシア、中国・・・各国で親しまれているライラック。
札幌市内にいくつかある、ライラックが見られるおすすめの公園と見頃時期をご紹介します。

ライラックが見られるおすすめの公園と見頃時期の一覧表

 

国内最大級を誇るライラックコレクション

川下公園

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「ライラックの森」では、世界各国から集めた約230種類1700株という国内最大のライラックコレクションを楽しむことができます。

クラーク博士のライラック

北海道開拓にゆかりのあるクラーク博士が1876年にアメリカマサチューセッツ州に寄贈したハシドイの子孫が、川下公園ライラックの森に植栽されています。

 

さっぽろライラックまつりのメイン会場

大通公園

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園内には約400株のライラックが植栽されており、ライラックが札幌市のシンボルとなった前年(1959年)に、第1回ライラックまつりが大通公園で行われました。

ライラックを愛でながら、舌で味わう

ライラックまつりのメイン会場として、記念樹配布やコンサート、フードコートなどイベントの中心としての役割を担っている公園です。

 

全長820mのライラック並木を歩きながら楽しむ

創成川公園

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羊ヶ丘で切り花用ライラックの栽培していた齊田伸作氏が、長年手塩にかけて育てたライラック約30種類200株のライラックを植栽しています。

2011年にオープンした、大通公園に隣接している公園です。

ライラックウォーク

都心部の中でライラックに囲まれながら園路を歩く「ライラックウォーク」が楽しめます。

 

街中でリラと彫刻のコラボレーション

中島公園

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『リラ冷えの街』の著者、渡辺淳一文学館がほど近い場所に位置する中島公園。園内にはライラックが約50株、ハシドイが約70株植栽されています。

彫刻とライラック

「百花園」付近にライラックが園路に沿って植えられており、山内壮夫作の彫刻と共にライラックが楽しめます。

 

フラワーパークでゆったりと堪能

百合が原公園

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シラカバ林を背景にした「ライラックコレクション」では、芝生を取り囲むようにライラックが植栽されています。

フレンチライラックを中心に、約50種類の個性的なライラックをコレクションしています。

ライラックウォーク

入り口に面する歩道沿いに、約650メートルに渡って連なるライラックの並木が見事です。

 

ライラックからフジへのリレー

前田森林公園

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木々に囲まれた園路沿いに、約400株のライラックが植栽されています。

街中よりもやや遅く開花し、5月下旬頃から開花するフジとライラックが同時期に楽しめることもあります。

森閑の中のライラック

各テーマをもった森の間に配置された、園路の中央を縫うようにライラックが植栽されています。