気温が一気に下がり、もう晩秋と言っても良いような季節になりましたね。清田南公園でも紅葉が一段と進み、樹林内の園路は落ち葉で埋まってきました。
園内の林はミズナラやコナラ、イタヤカエデが優占し、黄色からオレンジ色、茶色へと変化する葉っぱがほとんどです。そこにハウチワカエデの紅葉と、シラカンバの白い幹が加わって、あたたかい秋の景色が広がります。
園内を横断する清雲橋から清田川を覗いてみると、光を求めて広がる木々の枝ぶりがよく見えます。高い場所の葉っぱが落ちて下層まで日差しが届くようになると、下の方の葉っぱがもう少し赤く紅葉するかもしれません。これから気温がさらに下がりそうなので、葉っぱも一気に落ちてしまうかな。
茶色の割合が多いこの時期に、林内に「色」があるととても目立ちます。エゾノキツネアザミなんかは茎がほとんど枯れているのに、まだ花を付けているものがありました。
園路脇の落ち葉を見ていると、ツチグリの星形の外皮をたくさん見つけました。他にも落ち葉の下から顔を出すキノコも。キノコ類はもう少し楽しめるかな。
清田南公園は遊具が人気ですが、少し歩いてみるとこの地域特有の景色に出会えます。園路も整備されていますので、お天気のいい日には散策してみて下さいね。