氷の花飾りをつくりました
押し花つくり隊のみなさんに作っていただいた押し花を使って氷の花飾りを作り、事務局ビル前の雪山に飾りました。

足元を見て転ばないようにと、冬道を歩くにはどこかに力が入り、寒さで体もこわばってしまいがちですが、雪の上に並んだお花を見てほっこりしていただけたらと思います。
作り方
材料は押し花、鉢底皿、ピンセット


鉢底皿に水を1.5㎝くらい入れた上に、押し花を並べます。
冷凍庫に並べて3時間ほどで出来上がり。


雪山の上に飾ると、黄色や青、ピンクの大きな花が映えるようです。


マリーゴールドやマーガレットなどキク科の花で押し花を作る時は、中心の筒状花の部分の乾燥が難しく、茶色に変色してしまうのですが、きれいに押すにはどうしたらいいでしょうか?さっぽろタウンガーデナーで、南区で押し花の教室を開いている畑田さんにお聞きしました。

まず、つんだ花の中心部を指で挟んでつぶします。そして花を下向きにして、最初の3日は12~13㎏の重しをかけてギュ~っと押します。
4日目、重しを7~8㎏に少し軽くして押します。この時乾燥シートが湿っていたら取り換えます。重しを軽くせずずっと重いままだと、押しすぎて花びらが抜けてしまうのだそうです。
注意点として、同じシートには1種類の花にする、1つ1つの花に重しが均等にのるようにバランスよくシートに配置する、などシートに並べる時からいくつか挙げられます。
重しの花を採取した時の天候や、花の種類によっても何日間何キログラムの重しを用いるかが異なり、一言でいえば、その時々の植物によって押し方を変えているのだそうです。
なかなか一筋縄ではいかないようですが、押し花を作る際の参考にしましょう。
通りすがりに、氷の花飾りの写真を撮っていく方もいらっしゃいました。

シーズン中に咲いた花をもう一度楽しめる、押し花の楽しみ方をお伝えしました。