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「押し花クラフト講習会」を行いました

9月7日、「押し花つくり隊」のみなさんを対象に「押し花クラフト講習会」を行いました。
南区で活動するさっぽろタウンガーデナーで、押し花インストラクター、ハーブコーディネーター、裏千家茶道准教授など様々な資格をお持ちで、南区藤野地区センターの押し花教室を定期的に開いていらっしゃる畑田 和子さんを講師にお迎えしました。

押し花クラフト講習会の様子

会場には畑田さんが押し花で作った素晴らしい作品が並びました。ため息が漏れるような美しいドレスやブーケ、ち密な絵画のような作品もあれば、茶目っ気たっぷりなかわいらしい作品もあり、バラエティに富んでいて会場にいらっしゃったみなさんの心をつかみました。

会場に並んだ作品

よく見ると、意外にも身近な花が使われているのがわかります。

畑田さんの作品

 

「こんなにきれいな押し花が作れなかったわ」「茶色に変色してしまって」とみなさんから聞かれました。
畑田講師のようにきれいな押し花を作るには、「愛しい人を眺めるようにね」押した花の状態を伺い、湿った乾燥シートを乾燥したものにこまめに取り換えるのだそうです。

 

プレゼントに贈るものには、いつまでもきれいな色が長持ちするように、着色してから押し花にしたものを使用しています。黄色やピンク、黄緑、オレンジに着色されたカラフルなコデマリの花がその後のコースター作りでアクセントになりました。

カラフルなコースター
例えば白いユリの押し花を作るために、目の細かいサンドペーパーの上に花びらを置いて軽くこすり、細かい穴を開けてから乾燥剤に挟んで重しを載せて、こまめに乾燥シートを取り換えるのだそうです。押し花って奥が深いですね~

持参された自作の押し花を使って、まずはコースターから作りました。
材料をコースターに載せて、畑田さんのアドバイスを聞きます。アクセントに畑田さんお持ちになったユニークでカラフルな押し花を付け加えると、かわいいものはよりかわいらしく、シックなものはよりシックなコースターになりました。

アドバイスの様子

コースター作りの様子

次はポストカード。イタドリから作ったかごに花をあしらって花かごを作る方、ご自分のイメージを表す方、それぞれに畑田さんからのアドバイスが加わって素敵な作品が完成しました。

ポストカードつくりの様子

ポストカードつくりの様子

ラミネートをかけているところ

押し花のプロに直接教わり、ランクアップした作品を作ることができて大満足のみなさん。「次はもっときれいな押し花をつくりたい」と来年に向けて意欲的な言葉をおっしゃいました。

猛暑の中、花集めにご苦労されたとお聞きしました。「押し花つくり隊」のみなさん貴重な押し花をご提供いただきまして、本当にありがとうございました。
この日みなさんからご提供いただいた押し花は、早速9月9日の「あおぞらまつり」会場で使用し、多くのワークショップ参加者にご利用いただいています。以降、11月9日の登録者交流イベント、種苗交換会での「押し花フローティングフレームづくり」やさっぽろ花と緑のネットワークの広報活動などに使用させていただきます。

あおぞらまつりの様子はこちらをご覧ください。
https://www.sapporo-park.or.jp/flowers/news/2023aozoramaturi/