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技術指導講師派遣「芸術の森フラワーロードに花を咲かせる会」

10月14日、登録団体「芸術の森フラワーロードに花を咲かせる会」に技術指導講師派遣で講習会「身近な植物との付き合い方」を行いました。講師は個人邸の庭から商業施設の庭の設計、施工、管理を一貫して行っている傍ら、ボランティア団体で花壇管理の活動も行われている「ギーズグリーンガーデン」代表の熊木真智恵さんをお迎えしました。

芸術の森フラワーロードに花を咲かせる会の皆さんは真駒内駅から芸術の森へと向かう国道沿い約3Kmにわたって全63面の花壇づくりを行っています。
花壇に植えた覚えはないのにどこからともなくやってくる"草"。その"草"との付き合い方を学ぼうと多くの方が参加されました。

講師の熊木真智恵さん

今年はとても蒸し暑かったこともあり、例年よりも草や木が繁茂した印象がありましたがこれから無理せずに植物と付き合っていくコツを熊木さんから教わりました。
「まずは管理する場所に合わせて植物の要・不要を判断し、不要な植物がなるべく生えないような工夫をすることが大切です。」と熊木さん。

新たにお庭を造る場合等には防草シートや砂利、平板やレンガ等を施工したり、施工ができない場合にはウッドチップやレキをマルチングしたり、グラウンドカバーを密に植えて"草"が生えてくるスペースをなくしてしまうのが効果的だそうです。
また、土を柔らかく維持することで、植物の育ちが良くなるだけでなく、"草"が抜き取りやすくなるそうです。

講習会の様子

"草"が生えてきた場合の対処法についても講師おススメの道具と共にご紹介いただきました。

やはり何よりも必要のない"草"はなるべく早く春先に抜き取ることが重要だそうです。抜き取りにくい場合にはハサミやバリカンを使って、成長点の下で刈り込むと根は残りますが、伸びなくなるそうですよ。

道具を紹介している様子

レンガの目地から生えてきた"草"を除草する道具や上下に刃がついており、押しても引いても除草できる鎌など、便利グッズがたくさん!

とっても素敵な道具をお持ちで、「できればオシャレに楽しんでください!」との言葉にも納得です。
気に入った道具やおしゃれな道具を使っての草取りなら楽しめそうですね。

昨年から始めた宿根草の実験花壇について等、皆さんからの質問にもたくさん答えていただき大変充実した講習会となりました。

 

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熊木さんの講習会の後に、芸術の森フラワーロードに花を咲かせる会の千葉さんから今年実施した草祭りについての報告もありました。

草祭りについての報告の様子

みんなが億劫だと感じる草取りを楽しいお祭りに変えて活動するなんて素敵ですね!

会場には草祭りの様子や草祭りのときに見つかった草たちの写真も展示されていました。

草祭り展示の様子

草祭りの模様を詳しく知りたい方はぜひ登録団体活動紹介「芸術の森フラワーロードに花を咲かせる会」草祭りを行いましたの記事もご覧ください。