登録団体活動紹介「芸術の森フラワーロードに花を咲かせる会」草祭りを行いました
8月19日(土曜日)、登録団体「芸術の森フラワーロードに花を咲かせる会」が、地域の方と一緒にフラワーロードの除草をする「草祭り」を行いました。全長およそ3kmのフラワーロードのうち、担当者がいなくて草取りができていない花壇の草取りを参加者が4つのグループに分かれて行いました。
草祭りは下のようなチラシが地域内に掲示され、フラワーロードの会員だけではなく地域の方にも参加を呼びかけて行われています。
この日は会員が15名、会員外の方が10名参加しました。会員外10名のうち、フラワーロードのある区間で道路工事を行っている南区のエイト建設から7名の参加がありました。市内各地で道路工事を行っているそうですが、「地域貢献をしたい」と仕事の休日にボランティアとして参加されました。
エイト建設のみなさんも会員から指示を受けて一緒に作業を行いました。手際よくあっという間にきれいになってゆきます。
失礼ながら建設現場の方と花壇とはミスマッチかと感じましたが、お聞きするとほとんどの方が普段から自宅庭や町内のます花壇の除草をしているのだそうです。姿勢よくかがんで草を取る姿が様になっています。みなさん素敵です!
会員さんが抜くのをためらっていたヒマワリも簡単に抜いてゆきます。「花壇が多く、会員数が減ってきているので、手伝っていただけるのはとてもありがたい」と会員の方はとても喜んでいました。
除草と花がらつみをして、とてもきれいになりました。
7月8日に続いて行われ、2回目になった今回の「草祭り」の目玉は、「宝探し」。
木のへらに色付けされた「宝」がます花壇に2~3本隠されていて、作業をしながら探し当てた宝をお菓子などの景品と交換しました。
最後はクイズ大会。会の小林代表が考えた質問に〇✖で答えます。
「ジニアはニチニチソウという日本名がついている」「ハキダメギクは、牧野富太郎氏が命名した植物である」「フラワーロードの花壇全長は1kmある」など、よく考えられた、いい質問ですね~
勝者には賞品が渡されました。賞品のお菓子をもらって大喜びのお子さんたちの姿に一同ほっこりしました。
花壇の除草というみんなが好きではない作業を楽しいイベントにしてしまう「草祭り」。アイデアたっぷりで楽しいイベントでした。
会員の高齢化や会員数の減少など、どこの団体でも抱えている困りごとですが、芸術の森フワラーロードの意表を突くアイデアには驚きました。会では「地域の方の参加を促すよい方法はないか」これからも様々な試みを行ってみるそうです。
最後に、エイト建設の「あいちゃん」から草取りをする時の姿勢について教えていただきましたので、ご紹介します。
道路工事に従事するには、重たいものを持ったりかがんでの作業を普段から行っているためか、姿勢には注意して作業を行うのだそうです。
下を向いてべたッと足をつけ、足元の草を取ると腰が曲がるので(下の写真は片足かかとが上っていますが)
視線を少し前に向けて姿勢よく体を起こし、目線の先にある草を取るようにすると腰に負担がかかりにくいと教わりました。
「現場をきれいに管理するのは良い仕事をするために当たり前のことで、花壇の雑草を取らないと花がきれい見えないことと同じことです」ともおっしゃいました。
異業種の方との交流によって、思いがけないよい知恵を得ることができました。ありがとうございました。
みなさんの普段の活動で、試してみてはいかがでしょうか?









