「街なか花いっぱいプロジェクト」メンテナンス講習会を行いました
6月22日、「街なか花いっぱいプロジェクト」第2回目の活動、メンテナンス講習会を講師にコテージガーデン三石浩司さんを迎えて行いました。
街なかでの花と緑といえば、コンテナを用いたり、植樹ますを利用することが多いですが、これらは限られたスペースで一定の修景効果を得ることができる、と三石さん。

今回の市民交流プラザ前の植栽では、丈の高いヒマワリが目を引きつけ、コントラストのあるブルーサルビアのさわやかな色合いが対照的で、たくさん咲くととても目立ち、道行く人に気にかけてもらえることが期待できそうです。今のところ苗植えから低温が続き、少しずつヒマワリの黄色とブルーの花が増えてきたところですが、日々の変化を楽しんでいただけているでしょうか?
植えた私たち受講生、一緒に苗植えをしたHTBの職員さん、この通りを通勤などで定期的に通る方、たくさんの方と植物が日々成長する様子を見ながら、この空間が魅力的になってゆく変化を楽しんでいきたいと思います。

市民交流プラザ前では、コンテナの植物と、ます花壇の位置関係、連続したデザインについて三石さんの考えをお聞きしました。

実習で植栽したます花壇は、ビルとビルの間から差し込む限られた時間の日照で育っています。その中でも日あたりの良い場所と木陰になってあまり当たらない場所ができてしまっています。
この差が、今後どう影響するのか観察したいものです。

そのあと大通公園に移動しました。
低温のため、花が長持ちしているパンジーの色合いの美しさ、ちょうど花フェスタの準備中で、コンクール花壇の植え込みをしている様子も見学しました。


西2丁目では、ガーデニング リラの会の熊木さんデザインによるはなやかな色合いの一年草と草丈の高い宿根草、グラスが効果的に使われている花壇を見学しました。

たくさんの方が来園する大通公園。華やかな一年草、落ち着いた宿根草、コンクールのための植え方、その時その場所によって、受け止める方によっても見え方は様々。どれが正しいということはありません。
公園の植栽やガーデンフェスタの準備などに関わる三石さんならではのお話も聞くことができ、有意義な時間となりました。

みなさんの今後の活動に活かしていただけたらと思います。