永山記念公園花壇づくり 宿根草のデザイン講習会をしました
2022年09月28日
9月27日永山記念公園第7回目の活動で、宿根草のデザイン講習会を行いました。
講師に、宿根草を生産し、道内有名庭園や公共の場の花壇へ提供している手稲区のフローラルカルチャー.イコロファーム代表の池田さんをお招きしました。

花期や花の大きさ、葉の色や形など種類によって特徴があり、個性があって魅力的な宿根草ですが、メンテナンスの仕方も一様ではありません。
例えばネペタは切り戻しを繰り返し行えば3回咲かせることができるのだそうです。姿が乱れてきたら、一度根元をつかんでバサッと切り戻すと、
その後に伸びた茎の先に花がついて高さが咲きそろい整います。しかし、バッサリ切り戻しをコレオプシスで行うと、つぼみも切ってしまうことがあり、その後花が咲かなくなることもあります。冬支度の片付け時にも、地際で切ってもよい植物がほとんどですが、ラムズイヤーのように切らずに残す植物もあります。

一度に覚えるのはなかなか大変に思われますが、毎年繰り返すことで覚えていきましょうね。
ボーダー花壇で増えすぎて困っている植物について、オカトラノオは根で増える在来種、またギボウシやブルンネラの原種に近い種類は特に増えやすいとご説明いただいて、納得。この場所でなくほかのどのような場所が適するかも教えていただきました。


現在開花している苗をお持ちいただいての解説もありました。

今までは、花が咲いている時期が短く、シーズンを通してあまり変化が見られない花壇でしたが、
これからこの花壇が季節を追って花が咲き、さらに魅力ある場所になるように、この環境に合った植物を選び少しずつ作っていきたいと思います。
