登録団体活動紹介「カルガモみどりの会」
今シーズンから、登録団体「カルガモみどりの会」が中央区にある(株)カゴメ北海道支社の花壇で活動をはじめました。
私たちが訪れたのは、9月8日。鮮やかなアフリカンマリーゴールドが建物周りを彩っていました。

このアフリカンマリーゴールドは、昨シーズンまで花壇を管理していた職員さんが秋に採種して毎年育て続けてきたもの。大株のラベンダーも挿し木をして増やし、20年かけて建物をぐるっと一周するまでになったのだそう。一番大きな株では直径1mもあろうかという株もありました。

カゴメでは、昨シーズンまで管理していた方が3月で退職される予定で、後継者がいなくて困っていたところ、インターネットで検索して当事務局のホームページにたどり着いたそうです。
ご相談を受けたことから、同じ中央区で活動するカルガモみどりの会をご紹介する運びとなりました。
カゴメの担当者と打ち合わせ、会のメンバーへ希望を聞き、実際に花壇の土壌改良に着手するまで時間を要したとカルガモみどりの会代表、浅間さん。
少し離れた場所から通う方も、交通費の支給があるので苦にならないとおっしゃいます。
まず一年目の今年は、ラベンダーの古木を抜き取って全面的に土壌改良をし、彩りになる一年草を植えました。
元々植えられているマリーゴールドと、カルガモみどりの会が中島児童会館で作ってきた明るくて楽しい花壇づくりがよく似合い、活かされました。

長い間地域の方に楽しんでいただいてきた花壇の花を管理してくれる方が見つかってよかったとカゴメさん。

社屋の中の一室を休憩室で使用でき、暑い日も涼をとりながら作業できたとメンバーさんは嬉しそうです。
草取りや花がらつみをしながら、来年はここに何を植えようか、時折数人が作業の手をやめて話し合う場面も見られました。

このような双方にとって好ましいめぐり合わせのお手伝いができましたことをとても嬉しく思います。
これからのカルガモみどりの会の活動が楽しみです。