おもてなしコンテナガーデンづくり 第1回目の講習を行いました
4月16日、札幌エルプラザで、花壇づくりサポーター養成講座「おもてなしコンテナガーデンづくり」(全4回)の第1回、「花壇デザイン講習会」を行いました。講師に(株)サンガーデンの土谷 美紀さんをお迎えしました。
このサポーター養成講座では、6月25日から7月24日まで恵庭市はなふるをメイン会場に行われるガーデンフェスタ北海道2022(全国都市緑化北海道フェア)協賛会場の百合が原公園で、フラワーコンテナを制作、メンテナンスを通して来場者をおもてなしします。
同じく、百合が原公園の緑のセンター前の花壇を植栽管理する「まちづくりガーデニング講座」の受講生と第1回の講習を受講し、第4回目の実践ではガーデニング受講生にサポーター養成講座受講者が花壇メンテナンスを教えます。
土谷さんは、36年前に百合が原公園で行われた全国都市緑化フェアの時、サンガーデンに一斉にハウスが建ち、たくさんの花苗を作って百合が原に運んだことを鮮明に覚えているのだそうです。
その後、土谷さんがいくつかのフェア会場を見に行かれた中でも、横浜、山口、現在開催中の熊本での全国都市緑化フェアの会場のようすをお聞きしました。
どの会場もコンセプトがあり、それぞれに個性はあっても都市緑化フェアの目的のひとつは、「インフラの整備」なのだと実感されたのだそうです。
開催に向けて準備が進められている恵庭の「はなふる」ですが、すでに土日はいつもたくさんの人で賑わっていて、昨秋のハロウィンイベント、ランタンフェスティバルなど楽しいイベントもすでに行われています。恵庭市で都市緑化フェアが行われると決まった時から市民による「緑化フェアサポーターズクラブ」が発足し、会議を重ね、準備を進めてきたそうです。はなふるが今後どのような場所になるか、注目してゆきましょう。
地域の方も、ほかの都道府県からもたくさんの方が訪れる緑化フェア会場をおもてなしする花壇にふさわしいのは、どのような花でしょうか?
環境や、構造物、花の色など考慮すべきポイントを教わり、5つの班に分かれてワークショップを行いました。
今までの土谷さんのお話を聞いて膨らんだおもてなし花壇のイメージと、具体的な花の色や植物について、楽しく意見を出し合いました。
グループごとに似通った意見をまとめ、班ごとに発表して全体で共有しました。
このワークショップでの意見も加味された花壇デザインを土谷さんが作り、ガーデニング講座の受講生が5月28日に百合が原公園緑のセンター前に苗植えを行います。サポーター養成講座で植えるコンテナガーデンと合わせて、百合が原会場にいらっしゃる方を花でおもてなしします。




