秋桜「地域を花でかざろう会」の藍の生葉染めを取材しました
8月18日、北区篠路地区で活動する秋桜(こすもす)「地域を花でかざろう会」のみなさんが藍の生葉染めのイベントを行いましたので、その様子をご紹介します。
藍(アイ)は藍染めの原料となる植物で、開拓時期に北区のあたりで栽培が盛んだったそうです。地域にゆかりのある藍を大切にしようと、秋桜のみなさんは、コミュニティガーデンで毎年藍を育て、収穫時期にあたる8月に生葉染めのイベントを行っています。ちなみに、藍染めは収穫した藍を染料に加工するのに大変な工程がありますが、「生葉染め」は収穫した葉をそのまま使うことができ、特別な技術も必要ないのでどなたでもできるのが魅力です。
今回は、秋桜のメンバーの他に、近くの養護学校の子どもたちと先生、まちづくりセンターの所長、地域振興課の職員の方、篠路小学校の花植えをサポートしたタウンガーデナーさんが参加し、22名で染め物を楽しみました。
収穫した藍から葉をもぎ取り、ミキサーにかけて染め液をつくります。
藍の液は最初は緑ですが、布を浸けて空気に触れさせるときれいなブルーに!
世界にひとつの素敵な作品の数々ができあがりました。

染め物が出来上がった後は、みんなでお弁当と、秋桜のメンバーさん手作りのダンゴ汁、漬物をいただき、おいしく楽しい交流会をしました。
秋桜のみなさん、ありがとうございました!
藍の生葉染めの後に、篠路コミュニティセンター横のコミュニティガーデン「コスモスふれあい花壇」にお邪魔しました。
メンバーのみなさんの草取りなどの管理のおかげで、暑さに負けず花が生きいきと育っていました。このコミュニティガーデンはどなたでも入って休むことができますので、お近くにお越しの際はぜひ見てみてくださいね。
秋桜さんの活動は「やりたい人がやれる時にやれるだけする」方式。興味がある方はぜひ仲間に入ってみませんか?
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