百合が原公園「市民ラン展」に行ってきました
現在百合が原公園で開催中の「市民ラン展」に行ってきました。
会場にはたくさんの種類のランが咲いていました。

毎年行われいてる札幌オーキッド・ユウ・アークによる「市民ラン展」。今年のグランプリは山本さんの「パフィオ レボー」です。ちょうど会場に来られていたご本人にお話を聞くことができました。
「このパフィオは、もう10年も育てているのですが、花茎が2本も上がり、一鉢で5つも花を咲かせました。ちょうどラン展の開催に開花が重なってよかったです」と山本さん。

ご自宅でサンルームに200鉢ほどを管理している山本さんに、ラン栽培の魅力をお聞きしたところ、
1つには、夏の間は葉を太らせるために日に当て施肥をしこまめに手入れをして育て、寒い冬に一気に咲く花を室内で楽しめること。
2つめには秋、手塩にかけて育てた株から花茎が立ち上がりつぼみをつけた時。これから咲く花を想像して期待に胸が膨らむ、この時の気持ちの高鳴りは何物にも換えがたいのだと。
3つめには花期が長く、一年に一回だけれども長い品種では3か月間も花を楽しむことができること。
ランに魅せられた山本さんと会場を回ると、よい香りのするラン、


丈夫で育てやすい、ラン栽培が初めての方におすすめの花の大きさが中くらいのコチョウラン。

葉が厚いと水を貯めることができ、薄いものよりも水やりの回数は少なくて済むことなど教えていただきました。

「市民ラン展」は23日(日曜日)まで開催されています。一鉢一鉢、香りも楽しみながらよくご覧になってくださいね。
ラン展の会場を出てガーデンショップに行くと、パフィオペディルムやデンドロビウムなど、会場で見かけたランが販売されていました。

温室内では、ツバキ、ピラカンサ、クリスマスローズなどアジア、ヨーロッパなど世界の暖かい気候で育つ植物の花が一斉に咲いています。



公園で育てているシンビジウムも見事です。

一足先に、鉢植えのミモザの開花も見られます。春が待ち遠しいですね。

年が明けてから大雪に見舞われ、外には山のように雪が積まれていますが、温室で咲く様々な花を見て、豊かな気持ちになりました。