登録団体活動紹介「新琴似六番通り街づくりクラブ」コキアの観察会
10月16日、花と緑のボランティア団体「新琴似六番通り街づくりクラブ」がコキアの観察会を行いました。
登録団体「新琴似六番通り街づくりクラブ」では、新琴似六番通りの1丁目から16丁目までの約3Kmにわたって10町内会が街路ますにコキアを植えて繋がりのある街並みづくりを行っています。

各町内会の方が自分たちの管理する街路ます前でそれぞれにコキアの出来栄えや植えた時期、どんな苗を使用したか等を説明しながら観察会を行いました。

「あそこコキアは形がいいね!」、「こっちは綺麗な色だね!」と皆さん感想を述べ、お互いを褒めたり、改善点をアドバイスし合いながら観てきます。
各町内会の方からの説明を聞いていると、苗の入手方法は園芸店で購入した町内会とこぼれ種から育てた町内会とがあるようですが、植えた時期はだいたい5月下旬ころとのこと。
「あんまり条件は変わらなのに大きさや色、形にもそれぞれに違いが出て不思議だねぇ」と皆さん口々におっしゃっていました。
コキアの形もたまご型のようなものから、まん丸のもの、下が膨らんだ山型のようなものも。
集合場所の会館に戻り、その日の参加者からひと言ずつから感想を聞きました。

「今年はこぼれ種を拾って植えこみました。条件が厳しい方が大きく赤くなるのかな?」
「赤いの緑の、大小それぞれあって、コキアは難しいですね。」
「同じ場所に植えていても赤と緑のがあるのが不思議です。」
「大きさも色も立派で鼻高々です。コキアの周りに植える花苗も色や大きさを揃えると良いのかなと思いました。」
と様々な感想があがっていました。
皆さん赤くするにはどうしたら良いかインターネット等で調べているそうで、調べたことを試してみよう!と来年に向けてより良くしようと意気込まれている様子が印象的でした。

観察会の最後に「新琴似6番通り街づくりクラブ」発足時から在籍され、発足当初のこともご存知のアドバイザーの秋山さんがコキアでの街づくりが始まった経緯や過去の活動等についてお話して下さいました。
「"ふるさとの景色づくり"としてコキアのある街並みで子ども時代を思い出して欲しいとの願いからコキアでの街づくりが始まり、活動も開始から15年が経過しました。皆さんの試行錯誤や努力があって、段々と良い景観になってきています。」
新琴似六番通り地区では、地域の方々の思いが詰まったとても素敵なまちづくりが行われていますので、ぜひお近くを通る際はコキアが並ぶ風景をご覧ください。




