登録団体「NPO法人シーズネット」活動紹介
暑いくらいの好天に恵まれた9月14日、大通公園西3丁目の花壇へ「NPO法人シーズネット」の活動を取材しに行きました。

「NPO法人シーズネット」では、シニアの英会話や絵手紙、歌謡サークルなど40ほどあるサークルのうちの1つとして大通公園花壇ボランティアを行っています。現在40人程のメンバーがいて、A班からD班までの4班に分かれ、毎週木曜日の10時から11時半まで交代で活動しています。
この日は11人が来て花がらつみ、前の週の台風によって落ちた葉と枝を拾いました。大通公園西3丁目西側花壇は、ジニアがあふれんばかりに咲き、ピンクのペチュニアも華やかです。駅前通りに面するこの花壇は、通りがかりの人が立ち止まって写真を撮ったり、お花を眺めていきます。


西3丁目の中心の噴水の周りにあるコンテナに移動しました。ベンチに座ってメンテナンスができるので楽に作業でき、足腰が痛い方に喜ばれています。

西3丁目東側です。白いニチニチソウの中にブルーサルビアが植えてあり、こちらはさわやかな配色です。

花壇ボランティアをすることは、みなさんに見て喜んでもらい、やりがいを感じていることもありますが、月に一度、家からここまで出てくることが大事なのだとメンバーさんにお聞きしました。
90歳の男性は俳句のサークルにも参加していて、この日は帰って俳句サークルの宿題の句を考えるのだと教えてくださいました。
93歳の男性は、膝が悪く、座っての作業ができないので上体を曲げて落ち葉を拾っていました。「少しでもお手伝いをできることはやりましょう」という気持ちで続けているのだそうです。

終了後、西7丁目にある公園管理事務所まで道具を持って行き、手分けして後片付けをします。この後、女性達は「ランチを食べに行く。」とうれしそう。そちらもまた楽しみで来ているのだとか。

10月25日にチューリップの球根を植えるまで今年の活動は続きます。
シーズネットの会員は、どのサークルにも自由に参加できるそうです。
お問合せは、NPO法人シーズネットTEL:011-717-6001 千秋(せんしゅう)憲博さんまで