登録団体「東札幌病院ボランティアグループいずみ」で技術指導講師派遣を行いました
9月30日、東札幌病院の屋上は秋晴れの空が広がるよい天気となりました。
昨年に引き続き、講師は豊平公園緑の相談員 石垣美深（みゆき）さん。
いずみのメンバーさんとのやり取りもスムーズに、リラックスして行われました。
まずはコチョウランの植え替えから。贈答用のコチョウランは寄せ鉢になっているので、長く育てるなら花が終わった後に一鉢ずつ植え替えた方がよいとのこと。
ハサミの殺菌方法や、根にまく水苔の種類、根をどこまで切ればいいのか、といった細かいところまで指導してもらいました。
立ち寄った患者さんの中には興味深げに見ていく方もいらっしゃいました。
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「植物は、弱った時に虫がついたり、病気になるので、薬剤で病害虫を抑えるのはもちろん、病害虫以前の原因が必ずあるので、それを見つけることが大事です」と石垣さん。
「葉の色がおかしい」とメンバーさんの気になる植物を石垣さんが見ると、おやおや、虫が潜んでいました。「最近元気のない」植物については、いつからどのような症状が出ているか詳しく聞くと、今年の気候のせいかもしれなかったり他にも原因がありそうなことがわかりました。
「患者さんに植物を見て元気になってほしいから、管理にはとても気を配ります」とコーディネーターの白石さん。
「その管理の良さにはいつも感心します」と石垣さん。
昨年植え替えたアガペは一回り大きく成長し、一角に”鎮座”していました。
いつも緑が生き生き、ボランティアさんの優しさがあふれるソルガーデンでした。
花と緑のネットワークでは、登録団体や、個人登録しているさっぽろタウンガーデナーの活動先のご要望に応じ、各分野の講師を派遣する「技術指導講師派遣」を行っています。
3月末まで実施できますので、興味のある方は事務局（TEL:011-251-3309）までお問い合わせくださいね。
