登録団体「中島公園フローレスの会」の活動紹介です
バラの見頃を迎えた中島公園「香りの広場」に、2月に登録した団体「中島公園フローレスの会」をお訪ねしました。
会の活動は毎週火曜日の午前中。香りの広場には真ん中の芝生の広場を囲うように配置された花壇に、たくさんの種類のバラが咲いています。赤、ピンク、白、黄色のバラは、見頃の今、花がら摘みが欠かせません。
「お花を見に来る人のために少しでもお花を残して見てもらいたい」とメンバーさん。スプレー咲きのバラの花がらも、ひとつひとつの咲き具合を見極めながら細かく手を動かし続けます。

花壇のバラと対応して置かれている彫刻との「調和を楽しんで」と会の代表の戸城さん。山内壮夫作の彫刻が花に囲まれて柔らかい雰囲気を醸し出し、イメージが広がります。
メンバーさんに好きなバラをお聞きしたところ、フレンチローズの「ウーメロ」を教えていただきました。うどんこ病にも黒星病にもかからず、とにかく丈夫でお花もきれいと言うことなしなのだとか。
フローレスの会は、バラ花壇の他にも100種あまりの花が季節を追って咲く宿根ボーダーガーデン、シェードガーデンと広く活動しています。この日はジギタリスやシラン、リシマキアなどが咲いていました。これからダリアの苗を植えて秋に備えるのだそうです。
「百花園」の名残があるこのあたりにはライラックやハナカイドウ、バイカウツギと桜の花見の時期以降も次々に花木の開花が見られるのだと戸城さん。
この日はハコネウツギの花が見られました。
メンバーさんが管理しているブログ「中島公園花だより」では、会の作業の記録や、花壇の花だけではなく、花木の開花や公園で見られる鳥も紹介されていて公園の見どころがわかりますので、ぜひご覧ください。

芝生広場には、保育園のお子さんたちがかわるがわる訪れ、楽しそうな声が間近に聞こえます。きれいなバラの花をカメラに収めようと近づいて来られる方や、メンバーに話しかけてお花について質問する方も。公園を訪れる方と交流しながらの作業が印象的でした。
たくさんのお花に関わることができる「中島公園フローレスの会」では、一緒に活動するメンバーを募集しています。「お花が好きな方は誰でも大歓迎」だそうです。
興味のある方は、中島公園 管理事務所(TEL:011-511-3924)までご連絡ください。





