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登録団体「カポック」活動紹介 「観葉植物の増やし方と飾り方」

11月18日に開催する予定で中止になってしまった茶話会「植物の増やし方・観葉植物の飾り方」ですが、予定していた登録団体「カポック」の農試公園サンルームでの活動を紹介します。

農試公園サンルームの様子

雪に閉ざされる冬の間も緑に囲まれ、地域の方々の癒やしの場になっている農試公園のサンルーム。カポックのみなさんが植物の株分けや植え替え、ハンギングバスケットを作るなど維持管理に関わっています。

窓際に並べられたゼラニウムは、冬の間も花が咲いて彩りがなくならないように、毎年挿し芽をして株を更新し、管理しているそうです。訪れた日は、9月に植え替えをしたシクラメンが咲いていました。葉っぱが大きくてイキイキしています。

窓際のゼラニウム シクラメンの花

展示中の植物から枝が伸びたら(写真左下)土をかぶせて根が出たものをポットに上げて増やします(写真右下)。

観葉植物の伸びた枝 観葉植物の増やした苗

挿し芽・挿し木で増やし育成中のアイビーやオリズルランの苗は、ある程度大きくなったら寄植えやハンギングバスケットの副材料として利用しているのだとか。

育成中の苗 ハンギングバスケット

秋までツインキャップの入り口に飾られていた、寄植えがサンルームに飾られていました。プレクトランサス  モナラベンダーがまだまだ沢山の花を咲かせてとても豪華です。

この寄植えには他にもユーフォルビア、ローズマリー、フクシャ、コリウス、イポメア、ニューサイランが使われていますが、カポックのみなさんが自宅で挿し芽・挿し木で増やして冬越しした植物と、公園で種まきをして育てた植物を集めて作ったもので、なんと1つも苗を買っていないのだそうです。

プレクトランサス・モナラベンダー 持ち寄った苗で作った寄植え

外の花壇で大活躍したシロタエギクにシルバーレース、おなじみの観葉植物もあれば、北海道の戸外では越冬できない多年草も、足元から天井近くまでいろいろな植物が配置されています。

室内に取り込まれたシロタエギク 観葉植物で飾られているサンルームの様子

屋外から取り込まれた植物のほとんどは、北海道では戸外で越冬できないので一年草と思われている植物ですが、花壇を片付けたあともしばらくお花を楽しめるんですね。
冬の室内の植物の扱い方飾り方、ぜひカポックのみなさんの活動を参考にしてみてくださいね。