技術指導講師派遣 カルガモみどりの会「デザイン講習会」
10月6日、登録団体「カルガモみどりの会」に、技術指導講師派遣事業の一環で来シーズンに向けての「デザイン講習会」を行いました。
講師に園芸ソムリエで、白石老人福祉センターなどに園芸の講座を持ち、広く園芸の指導や普及をされている谷口澄子さんをお迎えしました。

この春から管理を支援している、カゴメ株式会社北海道支社 社屋前花壇の来シーズンのデザイン講習を行いました。
「さすが、カルガモみどりの会が管理すると違うわね」と言われるような花壇にしたい、と浅間代表。
谷口講師ご自身も大通公園西8丁目に「ガーデニング リラの会」で2009年からスポンサー花壇に関わっていらっしゃいます。
「通りかかりの方は、意外と花を見て変化に気がついているものです。見られていることを意識してシーズン中いつもきれいに管理しましょう」と教わり、
みなさんの気持ちがキリッと引き締まりました。

2班に分かれて、植栽図を前にイメージカラーを決め、イメージに沿った植物名をあげます。
長い方では、中島児童会館で花壇実習がはじまった2012年度から参加されているベテランのメンバーさんも、カルガモみどりの会として独立してから入った新しいメンバーさんもいますが、
「仲良く楽しく活動すること」をモットーにしている会では、誰の口からも次々に意見が出てきて、スムーズに進んでいきます。

イメージする植物の組み合わせからデザイン図を書き込んだ班と、予め植物名をたくさん挙げ、植栽図に草丈の高さのレイアウトを決定し、植物を当てはめていった班と、方法が異なったのも面白いところ。
途中、谷口講師からのアドバイスに耳を傾けて何度か軌道修正しながら、2枚の植栽図が出来上がりました。

コロナ禍でなかなか全員集まってのデザイン検討の場が設けられず、みなさんの意見を反映できずに苗の調達など苦労したとお聞きしました。
少しずつ規制が緩んで交流の場を持つことができるようになり、来シーズンの活動に明るい兆しが見えてきました。