手稲区のさっぽろタウンガーデナーの活動を取材しました
さっぽろタウンガーデナーには、地域の方の園芸相談や園芸講習会を行っている方がいます。
その1人、手稲区の加藤清春さんの園芸講習会を手稲老人福祉センターに訪ねました。
9月2日の受講者は19名。テキストを見ながら、メモを取り、質問する手もよく挙がる本格的な講習会でした。この日は野菜の講習でしたが、花の講習をすることもあり、両方を教えているのだそうです。
「なるべく実物を持って来るようにしています」と加藤さん。この日は、黒いトマト、白いナス、ピンクのナス、が話題に登りました。黒いトマトは、加藤さんにも獲り頃がわからず、園芸仲間に聞いてやっとわかったのだとか。ピンクのナスはかわいい見た目だけではなく、味もとてもいいそうです。
野菜も花も、毎年種苗会社のカタログから新しい品種を注文し、近所の方や受講者に興味を持ってもらえるようにしているのだとか。
トマトの苗の増やし方、ナスをたくさん収穫するための施肥の仕方は、ホウレンソウに虫がつかないようにするには何ミリのネットでトンネルを作るかなど、9月中旬までに必要になってくる作業についてすぐに役立つポイントがあり、10時から12時までの講習会の間、受講者はメモをとりながら真剣に聞いていました。
貸し農園を利用して野菜づくりをしている加藤さんの畑の体験談や隣の畑で作っている方の話もとても親しみやすく、そのまま自分の畑に応用できるためになる話、うなずける話もでてきます。質問もたくさん手が挙がっていました。
加藤さんの園芸講習会は月2回、第1・第3水曜日に行われています。
参加者は毎年2~3月に募集しています。手稲区民だけでなく、札幌市にお住まいの方はどなたでも参加できるそうです。
手稲老人福祉センター(TEL:011-684-3131)、または手稲老人福祉センターのホームページからお問い合わせください。
手稲老人福祉センターは、登録団体「ライラックサークルボランティア会」の活動場所ですが、今シーズンは活動を休止しているため、プランターの花は職員さんが管理しているそうです。例年通りコスモスが咲き、マリーゴールドが華やかに咲いていました。



