市民協働講習会「街なか花いっぱいプロジェクト」メンテナンス・大通花壇見学講習会を行いました
6月22日(木曜日)、「街なか花いっぱいプロジェクト」第2回目となるメンテナンス・花壇見学講習会を第1回目に引き続き、講師にコテージ・ガーデンの三石浩司さんを迎えて行いました。
はじめに、植栽するときのデザインのポイントや植栽後の管理の仕方、福岡市での一人一花運動について等をお話してもらいました。

講義後、ます花壇へ移動して成長の様子と前回活動時にはなかった、園児たちとTV局で植えたコンテナの様子を観察しました。コンテナのデザインはます花壇とは対照的になるようにデザインし、植栽した局のキャラクターたちの色がモチーフになっています。

ます花壇の植物たちはこれから大きくなるところなので、今回はメンテナンスを行わず見守ることにして、大通公園の見学へと移動しました。

大通公園では、今週末から始まる花フェスタに向けてちょうど花壇が造成されている様子を見学できました。テントを建てながら造成している企業もあるのは、大通公園の花壇がコンクールだからだそうです。ついつい覗き込みたくなってしまいますね。

大通公園の花壇の歴史は古く、なんと!1907年に札幌興農園や札幌農学校の生徒たちが市民に喜ばれる公園を考案し、自費で花壇を整備したのが始まりだそうです。一時、戦争で花壇から畑に変わってしまいましたが、戦後の1952年に市内の花卉園芸業者がボランティアで花壇造成をはじめ、1954年に花壇推進組合が結成されて花壇コンクールが始まったそうです。昔の人たちの思いが今でも引き継がれていると考えるととても素敵ですね。


企業による花壇だけでなく、道内の高校生たちもコンクール花壇の造成に勤しんでいました。

大通公園の中はとっても沢山の花で彩られていますが、大通だけでなく、周辺にも波及していくといいよね。との三石さんの言葉が印象的でした。
「街なか花いっぱいプロジェクト」のます花壇からも花の環が周囲へとどんどん拡がっていくような活動になれば良いなと思います。