宿根草で花壇管理を楽にしませんか
2021年06月02日
雨が降って植物の生長がうれしいこの頃。でも一方であまりうれしくない雑草も伸びてしまいます。
雑草を抜いたと思っても根がとりきれず、また伸びて抜いて、を繰り返していませんか?
一体どうしたらいいのでしょう?
「雑草の悩みは、雑草が伸びるよりも早く地面を植物で覆ってしまうとなかなか生えにくくなりますよ。」6月9日に行う寄せ植え講習会の講師、東区のガーデニングショップ「トリム」オーナー海野さんにお店に併設のオープンガーデンで見せていただきました。
「改装して2シーズン目になるオープンガーデンは、あと1年すればちょうど地面が覆われるでしょう。毎年いらっしゃる方には、庭の植物の生長過程も見てもらっています」と海野さん。
地面を這って覆い隠すグランドカバー植物ではなく、ギボウシやブルンネラのように全体にこんもりと成長する宿根草の葉が地面を覆っているので全体に立体的です。
ヒューケラ、アサギリソウ、ディケンドラ、ネペタ、アストランティア、ジーアム(ゲウム)、ラムズイヤーもお勧めだそうです。
シェードガーデンには様々なシダ植物。
年数の経った玄関周りでは隙間なく地面がカバーされていました。
土が良いと宿根草の生長がはやくなり、雑草予防に効果的なのだとも。土の改良からとなると大がかりですが、花壇の見直しを考えている方には参考になるのではないでしょうか?
雑草の悩みが解決したうえに庭も素敵になるなんて、こんなにいいことはありません。
海野さんのオープンガーデンは、
「ガーデニングショップ トリム」 に併設されています。店休日や営業時間などは、ホームページでご確認ください。気になることは、さっぽろタウンガーデナーでもある海野さんに聞いてみましょう。きっと優しく教えていただけますよ。




