Skip to main content

ハイドロカルチャーで観葉植物の寄植えを育ててみませんか?

室内での植物の管理が上手なタウンガーデナーの山本さんから、「ハイドロボールを使った観葉植物の寄植え」を作ったとのご報告がありました。
ご自宅で長い間育てている観葉植物を親株にして、伸びたツルや枝を水に挿して発根させたものを寄植えにしているのだそうです。シンゴニウム、ポトス、ラセンイ、ワイヤープランツ、テーブルヤシなどを使用しています。

山本さんの寄植え 山本さんの寄植え

そこで、山本さん作り方をお聞きして、事務局でもハイドロカルチャーに挑戦してみました。

ハイドロボールは粘土を高温で焼いて発泡させた人工の土で、多孔質で空気を含み植物の根へ酸素を供給します。ハイドロボールを使って植物を育てることをハイドロカルチャーといいます。何度も洗って使用でき、清潔感があるのもうれしいところです。

◎材料 ハイドロボール、ガラス容器、根腐れ防止剤、根が出た観葉植物

ハイドロカルチャーの材料 ハイドロカルチャーの寄植えに使った植物

容器に根腐れ防止剤を入れ、ハイドロボールをやや少なめに入れます。

根腐れ防止剤を入れているところ ハイドロボールを入れたところ

植物をハイドロボールに植えていきます。植物を配置したらハイドロボールを足して安定させます。ハイゴケと鹿沼土で表面を覆って完成です。

植物を植えているところ ハイゴケを入れているところ

もう一つ、ガラスの花瓶に4種類のポトス、オリズルラン、アイビーなどを植えました。

花瓶に植えているところ花瓶に植えているところ

出来上がり。お水をハイドロボールの半分以下までいれ、ガラスの外側から見て水がなくなるまで水やりは我慢してくださいね。

月に一度薄い液肥をあげているのだそうです。

ガーデニングが出来ない冬の間は、室内の観葉植物を飾ったり、お手入れをして癒されているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?札幌市内にも観葉植物を専門に扱ったり、種類豊富に取り揃えているお店もあり、店先で珍しい植物を見かけることも多くなりました。

グリーンは好きだけど、土を室内に持ち込むことに抵抗がある方に喜ばれているそうです。