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コミュニケーションスキル講習会を行いました

2月4日、「コミュニケーションスキル講習会 つながる・ひろがる地域活動 仲間どうしのコミュニケーションを見直そう」を、コミュニケーション学が専門の北海道医療大学 准教授 長谷川  聡氏を講師に迎えて行いました。

講師の長谷川さん

地域の町内会やボランティア団体での人づきあいは「横のつながりが大切」と長谷川さん。特に定年退職してからボランティアをはじめようと思っている男性は、今まで会社の中で当たり前だった縦のつながりの考え方を意識して変えましょう。例えば、何かを頼む時、指示命令ではなく、「~~やってもらっていいかい?」と問いかけるように、また理由も伝えるようにするとよいのだそうです。

コミュニケーションスキル講習会の様子

では、どのような団体が横につながって上手にコミュニケーションが取れているのでしょうか?色々な団体に相談を受けて関わることが多い長谷川さんによると、

◎笑顔で思いやりのある声かけをしている
◎リーダーも役員も誰もがメンバーとしてみんなが自ら動いている

このような団体は、一人ひとりのやる気と笑顔があふれ、自然に人が集まってくるのだそうです。

オンライン参加者とのやりとり

オンラインで参加した方からの「どうやって花壇を見ている方に声かけをしたら仲間になってもらえるでしょうか」との質問には、「参加の仕方にはいろいろあって、まず見ているだけでもいいんですよ。」と言ってみてはどうでしょうか?そうすると誰でも参加していいんだと、安心感が得られ、次第に少しずつ回数が増えるようになりますよ、と良いアドバイスをいただきました。

参加した方からは、「勉強になりました。」「縦のつながりから横のつながりに変わるには時間が必要、愛情でカバーします。」などのコメントをいただきました。

この講習会は、ZOOMビデオ会議を利用して、会場とタウンガーデナーさんのご自宅をオンラインで結んでの開催でした。事前に行ったZOOM練習で、接続や操作を経験してから当日の参加に挑戦した方もいらっしゃいました。
事務局にとってもはじめての試みで、良い経験となりました。参加されたみなさん、ありがとうございました。