Skip to main content

さっぽろタウンガーデナー講習会「身近な病害虫対策を学ぼう」を行いました

7月2日、さっぽろタウンガーデナー講習会「身近な病害虫対策を学ぼう」を行いました。講師は百合が原公園技術主査の庵原英郎です。

まずどうして病害虫が発生するのかを教わりました。自然の森のように植物に多様性があると発生しても被害は一部分で済みますが、自宅の庭のように庭主が好きな植物を集めた種類に偏りのある場合にはあっという間に病害虫の被害が全体に広がりやすいのだそうです。

なるべく発生の早い段階で病害虫の発生に気がつくためにまずはスライドを見ながら様々な病害虫について学びました。

病害虫対策の講義の様子

虫は自分の目線よりも低い場所の葉の裏側にいることが多いため、時々かがんで細かくチェックすると良いそう。アブラムシ等吸汁する害虫はウィルスを媒介するため早めの対策が必要です。早く家に帰って庭の植物を見てみたくなります。

講義のテキスト 身近な病害虫対策を学ぼうの様子

百合が原公園では実際に多湿で発生する病原菌に対しては風通しをよくする、地表面の病原菌についてはマルチングをすることで予防しているのだそうです。

受講した参加者からは「病害虫の発生を防ぐ具体的な方法がわかって良かった」「自己流の間違いがわかってよかった」との感想が寄せられました。

すでにうどんこ病や黒星病の発生しているところもあるそうです。

今日学んだことを早速自宅の庭や活動先の花壇にいかしたいとほとんどの方が思われています。今年は病害虫の発生を防いでたくさんの花や野菜を収穫できそうですね。