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「花壇の土づくり講習会」を行いました

10月13日、豊平公園で「花壇の土づくり講習会」を行いました。講師は中島公園 山田所長です。

土づくり講習会の様子

植物が、根から十分な養分を吸収して元気に成長するために土は、
1)根が伸びる空間が広く、適度な隙間がある。
2)養分に偏りがなく、バランスよく含まれている。
3)病害虫がなく清潔である。
ことが必要と講師は言います。

花と緑のまちづくりの主な場となる街路ます、プランター、路地栽培の土について、3つの条件を満たすかどうかを基準に特徴や問題点を聞きました。

土の特徴、違いについての講義

特に街路ます花壇に花を植えて管理することは、まちの景観にとっても、ますに植えられている樹木の生育にとっても良く、地域交流の場にもなることから花と緑のネットワークの会員さんが関わることが多いのでは?
でも利用しやすい反面、道路に面しているので環境が良いとも言えず、もともとの土を改良しようにも入れ替えや残土処理が難しい面もあるのだとか。

講義の様子

また、植物リサイクルをして公園で作った堆肥を使って土壌改良をしながら、今ある土を良くして長い間維持していこうという考えで実際に講師が行った百合が原公園での取り組みを聞きました。
受講のきっかけも「植物が育つための土の重要性」を感じての方もいて、真剣に話に耳を傾けていました。

受講生の様子

劣化した土には堆肥をすき込むことが効果的。堆肥の役割、土づくりの方法、間違われやすい堆肥と肥料の違いについて、お椀とご飯に例えてわかりやすく教えていただきました。

受講者のほとんどが団体に所属していたり、地域で活動していたり、自宅で庭づくりを行っている方です。これから行う花壇片付けの時に今回の学びを活用してくださいね。