「押し花のフローティングづくり」と「タネ・苗交換会」を行いました
11月9日、さっぽろ花と緑のネットワーク「交流会」を行いました。
札幌市内各地で活動するタウンガーデナーと花と緑のボランティア団体で活動する48名が集まり、「押し花のフローティングフレームづくり」や「タネ・苗交換会」に参加して、植物の育て方やご自分たちの活動についてなどの情報交換をしながらお互いに交流しました。

「押し花のフローティングフレームづくり」では、さっぽろタウンガーデナーの有志「押し花つくり隊」が作った色とりどりの押し花がテーブルの上に並びました。自己紹介で互いの活動についてお話しした後、好きな押し花を選びながらフレームの上に配置してゆきました。

久しぶりにお会いする方と、またはじめてお会いした方とも、押し花を手にしながら会話がはずみました。開始前は広すぎるかなと心配された会場でしたが、いつの間にかにぎやかな話声でいっぱいになりました。
作る人の個性によって様々な作品が出来上がってゆきました。

一緒に他のテーブルの作品を見に行ったり、「来年は一緒に押し花つくり隊で押し花を作りましょう」と意気投合されている方々もいらっしゃいました。
「タネ・苗交換会」では、テーブル全面にみなさんからご提供いただいたタネと苗が並びました。1つ1つに植物の名前がつけられています。少し珍しい植物には、育て方のポイントが書かれた紙を用意されている方もいらっしゃいます。早めに会場にいらした方は、苗を見ながら近くにいる方と植物の話や今シーズンの活動の話をしながら、どの植物を持ち帰ろうかと真剣に考えていらっしゃいました。

タネや苗をお持ちになった方に直接育て方を聞くことができるのがこの交換会の良いところです。
「エンジェルストランペット」の育て方など、数人にお持ちになったタネや苗についてご紹介いただきました。
交換がはじまり、1つ、2つと好きな植物を手にしてゆきました。

今回は48名と参加者数が多かった「タネ・苗交換会」。毎年参加している方からは、「去年より提供される苗が多く、楽しかったです。年々、植物の種類が増えて、珍しい苗もあるので楽しみです。」「毎年楽しみにしていて、いただいた苗を家で育てています。」などの感想が寄せられました。
はじめて参加した方からは、「お花好きの人の話を聞きながら、育てやすい苗をいただいてよかったです。来年育てて交換会に出します。」「植物の育て方など色々な話を聞くこともできてとてもうれしかったです。」と嬉しい感想が聞かれました。
会場では市内33団体ある「花と緑のボランティア団体」の活動紹介と今年度の花と緑のネットワークの催事を紹介するスライドショーを投影しました。市内33団体の活動紹介チラシを手に取る姿も見られました。ぜひ、近くに行かれた際は団体の花壇を見に行ってくださいね。
会場には多くの笑顔があふれ、参加した方はタネや苗と一緒に花と緑の関する情報を持ち帰りました。
また、来年もタネや苗を持って集まりましょう。



