第25回茶話会「きれい撮り 花・花壇」を開催しました
前日の暑さが落ち着いた7/15(水)、富士フイルムフォトサロン館長の長谷川先生を講師に迎え、第25回茶話会「きれい撮り 花・花壇」を行いました。
撮影するうえで大事な4つのポイントや、フォトコンテスト審査員としての経験をふまえたお話をしてくださいました。
カメラの構え方のおさらいし、花を撮る時はお花の目線になって撮るというアドバイスをいただいたあとは、いざ外に出て撮影タイム。
講義会場である市民ホールの目の前に広がる、大通公園の3丁目から1丁目にかけて撮影しました。
大通西3丁目にある、あるば・ローズが管理する泉の像花壇からスタートです。
"大通公園"のネーム看板と一緒に花壇、そしてテレビ塔を一緒に撮影できるので、観光客からも人気のスポットです。
6月末に造成された、四つ角のコンクールの花壇も大通公園を彩る1つの風物詩となっています。先生に質問しながら撮影をすすめていきます。
紫色のスカビオサがそよそよ揺れるこちらの花壇は、「大通花壇維持管理ボランティア」のみなさんと札幌市とで2014年に造成した新しい宿根ボーダー花壇です。西3丁目にはベンチのうしろあたりに3箇所あります。
逆光で撮るとよいと、先生からのアドバイス。こちらのかわいらしいスカビオサを撮影されている方が多く、ひそかなブームとなっていました。
今回は、デジタルカメラX30の貸出も行ってくださいました。カメラ任せで撮れて、接写もかなり近づけます。
↑は2丁目の宿根ボーダー花壇です。どれどれ、どんな写真が撮れたの?
2時間の撮影実習を終え、待望のお昼タイム。お気に入りの写真5枚を選んでもらい、その中でお気に入りの1位から5位を順位づけしていただきました。
お昼のあとは、まず先生の作例を見せていただきました。同じ場所で撮影した写真たちに、みなさんからはわぁーという声が聞こえてきました。お花たちをみずみずしく、生き生きととらえられています。
休憩をはさんだあとは、ついにみなさんの作品への講評です。最初に説明いただいた、「シャッターチャンス」「露出」「ピント」「構図」を意識して撮れましたでしょうか。
大きくても小さくても、主人公になれる。どういったところがよいか、もっとこうするとよくなるよというお話をいただきながら講評をすすめます。
「フランスのプロバンスのような雰囲気で、夏のご挨拶にぴったりの写真が撮れましたね!」
先生から褒めていただけるとみなさんも嬉しそう。
参加者それぞれがつけたご自分の写真の1位から5位と、先生からの1位から5位が、一致された方がなんと2名もいらっしゃいました!
お仕事で時間がない時は特に、お花を撮影されているという長谷川先生。お花は、見て育てて癒されるだけでなく、撮ることによっても対話ができるのですね。タウンガーデナーのみなさんは普段からお花と触れ合っている方が多いと思いますので、観察力も優れていらっしゃるのではないでしょうか。
去年も1度行なった茶話会のカメラの講座に参加してから、うまく撮れるようになったよ!と、ご自分で撮影しプリントした写真を見せてくださったガーデナーさんもいらっしゃいました。撮影データをためとくだけでなく、プリントして人に見てもらうと楽しさも会話も広がりますね。
「写真は、心で撮る」。
茶話会で学んだことを、ぜひみなさんの活動にもいかしていただけると嬉しいです。
次回の茶話会もお楽しみに♪















