【団体紹介】まちづくりサルビア会
新さっぽろ・青少年科学館前の噴水のある広場は、子どもたちの遊びと、大人の憩いのスポットです。

噴水のそばに掲げられた時計の足元に、「まちづくりサルビア会」が維持・管理する「キラ☆キラ花壇」があります。2010年7月に出来上がったばかりの花壇です。

真っ盛りのコスモスは、会員の方がたくさんタネを蒔いて育てたそうです。ピンク、濃桃、白とたくさんの花が旺盛に咲き乱れ、ガウラと一緒にそよそよと風になびいていました。

花の合間から噴水をすかしてみるとなんとも涼しげです。

この日は月に2回の作業日でしたが、集まったみなさんは花を育てるコツや、生まれたばかりの孫のことなど、さまざまに会話を楽しみながら、手早く作業されていました。

会員のお一人が畑で育てたトマトを差し入れに持ってきてくれました。冷たくて甘くて酸味があって元気がでます。

この「宿根草がメインのエコ花壇」では、化学肥料をまったく使わず、EMボカシを活用しています。摘み取った花がらや雑草は捨てるのではなく、一ヶ所にまとめておいてEMを混ぜ込んでから、秋に花壇に戻すそうです。

「まちづくりサルビア会」のみなさんは、2010年から花壇のそばの交番の裏手にも花を植えています。家から持ち寄ったハーブなどが植栽されていて、手で触れるといい香りを放ちます。「キラ☆キラ花壇」の後は、そこに移動して作業します。

交番裏の後は国道12号線沿いに移動します。「まちづくりサルビア会」が参加する「国道12号線花いっぱいプロジェクト」の担当花壇のメンテナンスです。

ここでは1年草がメインです。

3ヶ所のメンテナンスなので、大変そう、と思いましたが、みなさんてきぱき楽しそうに作業を進めていました。「家にいるよりも、作業に来た方が気持ちがいい」とにっこり話す会員の方のことばと笑顔が印象的でした。