南区簾舞「未利用地」で野菜作り
タウンガーデナーの後藤さんが中心となって「精進川美化緑化の会」の仲間と一緒に南区簾舞の「未利用地」で野菜と花を育てる活動は今年で2年目を迎えました。
この活動は札幌市南区地域振興課の「南区まちづくり活動助成金制度」を利用しています。
昨年よりも面積が増え、約10アールの土地全部を使用できることになり、トマト、キュウリ、カボチャ、キャベツ、ナス、サツマイモ、ラッカセイなど春から種まきをした15種類の野菜を育てています。
畑で活動する会員間の連絡はラインのグループ機能を使ってその場でやり取り。
写真を送れば説明もいらず簡単です。
苗植えなど人数が必要な時は4~5人が集まりますが、水やりや収穫といった普段の管理には一人で来ることが多いので、畑の状態やとれた作物の情報を共有するのにも便利でとても助かっているとみなさん。
情報量が多いといつのことだったかわからなくなることもしばしば。アルバムを作って写真を整理し、わからなくならないよう、工夫しているのだそう。進んでますね~
今は夏野菜のナスとピーマン、トマト、ズッキーニの収穫に忙しく、一日おきに来なければあっという間に大きくなってしまうのだとか。
寒冷紗のトンネルの中で虫がつかないよう大事に育てられたキャベツは、見事に育っておいしそう!
この夏の雨不足での水管理には相当なご苦労があったのでは?
今年から地下水をくみ上げている近隣の方から自由に使える水の提供があり、本当に助かっていますとみなさん。
もちろんお花も。これからコスモスとクレオメがさらに咲くでしょう。アナベルやマリーゴールド、フェンネルも咲いていました。
オクラの花の美しさにも目を見張るものがありますよ。
シニア世代が楽しみながら野外で体を動かして健康になり、作った野菜を自分たちで楽しむだけではなく、販売して地域の方と交流することができれば、会員のやる気も増し、地域に貢献もできるのでは、と後藤さん。
ご近所の方は、これまで雑草の生えていたところが整地され、活用されていることをとても喜んでいるのだそうです。






