講習会「種まきから苗植えまでを学ぼう・教えよう」第1回を開催しました
さっぽろタウンガーデナー講習会「種まきから苗植えまでを学ぼう・教えよう」(サポーター養成講座 全3回)の第1回目を開催しました。
昼過ぎからあいにくの雨でしたが、多くの方にご参加いただきました。

今回の講習会はいつもと違って、サポーター養成講座です。
自身が学んだことや経験したことを元に、他の人に伝える・教えることができるように学び、練習し、実践する講習会です。
第1回目の今日は、種まき講習会の中で、種まきを学び、人に伝えるときのポイントをおさえてから、グループワークでお互いに「教える」・「教わる」を体験しました。
その様子をご紹介いたします。

先ずは、種まき講習会の説明です。
使用する資材や材料の確認、配布資料の確認と説明を行いました。
それから、種まき実習です。
講師の説明をききながら順番に作業を進めていきます。

熱心にメモをとりながら参加されていました。

4号平鉢にペチュニアのタネをまきました。
その後、7.5cmポリポットにマリーゴールドのタネをまきました。
休憩をはさんで、いよいよ種まきのグループワークです。

1班4人を2グループに分けて、講師(サポーター)役の人は、配布資料で確認しながら自身が体験した種まきの手順を参加者(受講者)に伝えます。
次に交代して、全員がサポーターとしての練習をしました。
みなさん、最初の講習会の講師の話をきちんと聴いてくださっていたようで、スムーズに講師としての説明ができていました。
次に、育苗の中で「種まき」の次のステージの「ポット上げ」を実習しました。
播種から27日後のペチュニアの幼苗を使って、実施しました。

教材の苗は、本来のポット上げのタイミングより生育が進んでいますが、注意すべきポイントを守って、上手に作業をされていました。

最後に、育苗の最終段階での作業になる「摘心」をペチュニアとマリーゴールドで実施しました。
どの場所を切ればよいのか、熱心に確認しながら取り組まれていました。
駆け足の2時間でしたが、みなさん集中して勉強していました。
今日、種まきしたペチュニアとマリーゴールドは発芽後2週間経ったくらいから、今日の後半の実習と同じ作業ができるくらいまで育つことでしょう。
今日の作業を思い出して、もう一度おさらいをして、第2回を迎えていただければと思います。
次回7月11日に、みなさんからの報告を楽しみにしています。
このサポーター養成講座は、第2回目に夏まき秋植えの植物の種まき講習を勉強し、第3回目でサポーターとしての実践講習会を予定しています。
さっぽろ花と緑のネットワークでは、これからも、タウンガーデナーのみなさんの学びと実践の場をつくり、サポーターとして地域のみなさんとともに花と緑のまちづくりに取り組んでいけるよう支援してまいります。
興味のあること、実践してみたいことなどありましたら、ぜひネットワーク事務局員へお知らせください。