花と緑のネットワーク交流バスツアー2015のご報告
7月3日(金) 少々暑いくらいの良いお天気のなか、「梅木あゆみさんと歩く大人の庭」と花の生産舞台裏をめぐるバスツアーを行いました。
まず最初は、苫小牧市にある「ノーザンホースパーク」内のK's Gardenへ。このガーデンを手がけた梅木あゆみさんが今回案内してくださるということもあり、参加者のみなさんの期待も膨らみます。
北海道らしい木々が日差しを遮る心地よいフットパスが続く<白樺の小径>からご案内いただきながら、ガーデンの設計から造成にいたる興味深いお話をしてくださいました。
2014年にガーデン10周年を記念して誕生したフラワーホーストピアリーは、人気の撮影スポットでした。
今回の一番の見頃は<ローズガーデン>。足を一歩踏み入れると、そこはかぐわしいバラの香りに包まれていました。ローズガーデン以外にもたくさん見所があるK's Gardenですが、驚くことにたった2人のガーデナーさんで管理されているそうです。
梅木さんがガーデンをガイドする時には必ずゲストをお連れするという<馬見の丘>。高台に登ると、これぞ北海道!という広々としたのどかな風景が目の前に広がっていました。
歩き疲れたころにランチタイム。開放的な窓からガーデンが見えるカフェテラスにて、豚ロースか鮭のグリルかを選べるランチです。デザートの上で赤い花びらが彩りをそえていました。ご友人と参加された方も単独で参加された方も、おいしい食事で会話が弾んでいました。
いったん梅木さんとはお別れし、次の目的地「岩見沢農業高等学校」へと向かいます。
金曜日だったこの日は14:00から"岩農(がんのう)ショップ"のオープン日となっていて、農業高校生が生産・加工した農産物をお買い求めの一般の方も訪れていました。整理券を受け取ってから購入する仕組みで、かわいらしい高校生たちがにこやかに接客していました。
みどころは、農産物だけではありません。岩見沢農業高等学校は毎年、花フェスタ内のガーデニングコンテスト(ガーデニング甲子園)に出場しており、複数のチームが出展する唯一の農業高校です。
花の育苗の様子を見せていただいたあと、ふだんはなかなか入ることのできない裏側を教頭先生にご案内いただきました。
同校はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、専門的で実践的な授業が行われています。
なかでも参加者のみなさんが感激されていたのは、高校生たちの元気な挨拶とフレンドリーな対応!授業中なのにもかかわらず、とびっきりの笑顔で私たち一行を迎えてくれました。
豚舎(右)は、映画「銀の匙」の撮影に使用されたそうです。写真左上は牛舎です。
若いエネルギーを浴びてフレッシュな気持ちになったところで、最後の目的地・月形町にある「コテージガーデン」へ。
さきほどノーザンホースパークをご案内してくださった梅木あゆみさんが代表を務める、ガーデニングの花苗などを生産・直売する所です。
こちらでもふたたび、梅木さんにバックヤードをご案内いただきました。
こちら↓は、キッチンガーデンです。ワイルドストロベリーが実っていておいしそうな赤い顔をしてこちらを誘惑してきます。チャイブやマロウなど、食べられる植物、ハーブが植えられていました。
ご案内いただいたあとは、お待ちかねのお買い物タイム。
ノーザンホースパークで梅木さんにご説明いただいた、三尺バーベナが人気のようでした。
コテージガーデンのバラも美しく可憐に咲いていました。
そして帰りに梅木さんから、うれしいお土産をいただきました。月形産トマト桃太郎を100%つかったジュース「まんまるトマト」。塩分が入っておらず、完熟収穫しているだけあってあまくておいしい!
移動時間が比較的長かったバスツアーでしたが、梅木さんがしてくださる楽しいお話と共に2箇所もご案内いただけるという豪華内容と、岩見沢農業高校という普段はなかなか入ることのできないエリアを見せていただき、お忙しい中快く受け入てくださったみなさまのおかげで貴重な時間を過ごすことができました。
そしてご参加いただいたみなさまのご協力によって、バスは無事予定通りに札幌への帰路につくことができまして、改めてありがとうございました。
また来年のバスツアーの企画も楽しみにしててくださいね♪
(最後の2枚↑コテージガーデンの看板猫)
































