第27回茶話会「リメイクボトルでテラリウム~多肉植物の寄せ植え~」ご報告
1月24日(日)豊平公園別館講義室で「第27回さっぽろタウンガーデナー茶話会 リメイクボトルでテラリウム~多肉植物の寄せ植え~」を行いました。
講師は、さっぽろタウンガーデナー登録番号「1番」の東光江さんです。英国王立園芸協会日本支部ハンギングバスケットマスターや、グリーンアドバイザーの資格をお持ちです。昨年は多肉ボールづくりのサブ講師を務めてくださいました。
今回の茶話会では、冬の時期に室内でも緑を楽しめる方法として、テラリウムというガラスビンの中に植物を寄せ植えする方法に加えて、ガラスビンをデコパージュという手法でかわいらしく飾る方法も学びました。
材料1人分はこんなかんじです。中に入れる雑貨を一人ひとつ選ぶお楽しみも。
まずはテラリウムづくりから。土を封筒を使ってガラス瓶が汚れないように入れます。ガラス瓶は排水できないので、一番下に根腐れ防止剤(ゼオライト)を敷きます。土は、水はけのよい多肉植物用の土を使います。
次に多肉植物を植える準備です。ポットから外して、土を崩し、植えられる深さを考えて根を切ります。根はすぐに生えてくるので、切っても枯れる心配はないそう。セダムの株は大きいので半分に分けておきます。
いよいよ植え込み作業に入ります。上に書いた円の中で、だいたいの配置を考えてから、ビンの中に箸を使って植え込みます。土を少し掘ってから植えると、土部分が多くなり過ぎず、バランスよく見えます。
ビンの中では箸が動かしにくく「むずかしい!」と言いながらも、皆さん集中して丁寧に作っていました。
休憩を挟んで、蓋のデコパージュに取りかかります。初めての方が多く、東さんが細かく対応してくださいました。

こちらは東さんの見本なのですが、こんなふうに、せっけんやケースなどにもデコパージュして楽しむことが出来ます。
完成後は、お手入れ方法について東さんから説明してもらいました。お日様が大好きな多肉植物ですが、ビンに直射日光が当たると蒸れたり、火災の原因になったりするので、レースのカーテン越しくらいの光が良いそう。水やりは霧吹きで、やりすぎないよう注意します。最低温度は5℃くらいまで耐えられるそうです。

多肉植物の増やし方についても、実物見本を見せて紹介して下さいました。こちらは葉から子どもが生えたものです。
そして、出来上がった作品がこちらです!どの寄せ植えもかわいらしく、初めてのデコパージュも大成功でした。
わきあいあいと楽しい雰囲気で、おしゃれなインテリアプランツづくりを楽しむことが出来た茶話会でした。参加してくださった皆さん、講師の東さん、ありがとうございました!

















