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第21回茶話会♪公園から辿る札幌の歴史♪ご報告

10月14日(火)
あいにくのお天気のなか、中島公園にて茶話会がありました。
第21回は「公園から辿る札幌の歴史」
札幌市民から古くから親しまれている中島公園をガイドとともに歩き、
札幌の歴史を辿りました。
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本日、ガイドをしてくださったのは笠 康三郎先生。
中島公園の魅力を厳選したリーフレット「中島公園三十三選」を監修、
今回は公園の成り立ちや、樹木、彫刻などについて解説していただきました。
スタートは日本ではじめの児童会館とされる中島児童会館から。
早くも児童会館の裏に誰も知らない、珍しい樹木があるのを教えてくださいました。
mamegaki
マメガキ。柿渋の原料になります。
このマメガキがなぜここにあるのか?
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梨の原種とされる、ヤマナシ。
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ほかにもクコの実など、誰が植えたのか?考えると不思議な植物が
中島公園にはあるといいます。
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北海道ではなかなか珍しい日本庭園もあります。
それぞれに異なる灯篭のお話などをしていただきました。
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途中、北海道の巨樹について詳しく調べておられる
タウンガーデナーの方から「北海道の巨樹について」の興味深く、
貴重なお話もありました。
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その名前の由来について諸説あるといわれる鴨々川脇を歩きます。
色づいた葉、傘と相まって趣があります。
そもそも、札幌の街は豊平川からなる肥沃な扇状地に築かれ、
中島公園は扇状地の分流のひとつ、鴨々川の流れをもとに造られた公園だそうです。
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朝倉文夫によって作られた木下繁太郎像。
中島公園には北海道にゆかりのある政治家や文化人の像や碑、彫刻がたくさんあります。
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もともと中島公園には遊園地があり、
50年ほど前まで様々な博覧会の会場になったとか。
ここには池に浮かぶ白亜のカフェがあったそうです。
思い浮かべるだけでちょっと素敵ですよね。
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あいにくなお天気だったのがとても残念ですが、
現在、中島公園は見事な紅葉です。
今回は知られざる中島公園の魅力にたくさんふれることができ
目からうろこの連続でした。
みなさん、お寒い中本当にお疲れ様でした。