Skip to main content

第2回 北区 交流ワークショップ

 6月22日(火)午後、北区民センターで「第2回 花と緑のまちづくり交流ワークショップ in北区」を開催しました。
 
 5月18日(火)に行われた第1回目のワークショップでは、身近にいる花と緑が好きな方々同士が知り合い、交流するプログラムでした。みなさんが、これからしてみたい事、かかえているお困り事やアドバイスなど、幅広いお話をしていただきました。
 
 第1回目の話し合いの中で「活動事例を知りたい」というご要望がありましたので、今回は「活動事例紹介 活動のヒントをみつけよう」をテーマに、海外の事例や北区内の活動について伺いました。
 
 まず、進行役の坂本純科さんから、滞在していたイギリス・ウェールズの事例をスライドを見ながら紹介していただきました。
 
北区ワークショップ-イギリスの事例紹介

 イギリスでは、地域の方々などで運営する「コミュニティガーデン」が数多くつくられ、出会いと会話の場になっているとのこと。子供たちが楽しく緑に触れられるように工夫しているところもあり、修景を美しくするだけでなく、食育・環境教育にも役立っているそうです。
 そして、みなさんから「やりたい!」と声が上がった、「Seedy Sunday」(種の交換会。日曜日に開催するので、このような名前がついています)。イギリスの各地で行われている楽しいイベントです。
 花の種を購入して蒔いている方なら、思いあたりますよね。余った種を捨てるのも惜しくて、ついついためてしまっていませんか?その種を持ち寄って交換会をするのです。集まるのは、もちろん花や野菜が好きな人たち。新しい出会いもうまれ、おしゃべりも楽しめるので、とっても盛り上がるそうです。
 
 続いて、実際に北区で活動している花と緑のボランティア団体の方から、活動紹介をしていただきました。「新琴似六番通り街づくりクラブ」の秋山忠継さん、「花の会」の深田武男さん、「あいの里花クラブ」の別所常男さん。時間の都合で、少しずつしかお話しいただけなかったのが残念ですが、苦労しながらも楽しく活動されている方たちが身近にいることを知っていただけた思います。この他に、「花倶楽部21」の西村さん、「秋桜(コスモス)」の春原さんからも、ほんの少しだけでしたが、お話を伺う事ができました。
 それぞれの団体が直面している課題を口にすると、解決の糸口を見つける方法を経験者の方が助言してくださるといった場面もあり、あっという間の3時間でした。
 
新琴似六番通り街づくりクラブ

花の会

あいの里花クラブ

 今回、ボランティア団体で活動をされている方々のお話で、みなさんに共通していたこと。それは「花が好き」というのはもちろんですが、地域の人と人とがつながって、住んでいるまちがより良くなることをめざしているということです。
 自宅の庭先や玄関先に花や緑を増やすことも、公共の場所にみんなで花壇をつくることも、どれもが私たちの暮らす「まちの風景」をつくっています。