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市役所前コンテナガーデンづくり「メンテナンス講習会」

本日(6月29日)は、4月のデザイン講習会でもお世話になった谷口澄子さんに講師をしていただき、「メンテナンス講習会」を行いました。

なぜか木曜日はいつも雨模様で、すっきりしないお天気が多かったのですが、今回はやっと太陽を浴びながら作業を行うことが出来ました。

まずは定植から約1ヶ月後の状態を見て、色合いやバランスなどについて講師から説明を受け、それぞれのコンテナをみんなで確認していきました。

 

生育が進み、花が咲き終わってしまった部分は、挿し色が足りない印象を受けたりと、具体的に説明されると「なるほど」と思います。

また、2週間先(次のメンテナンスまでの期間など)のことを考えて花がら取りをすることなども教わりながら、市役所前コンテナガーデンづくりでは9年目を迎えるリラの会のベテランの作品(コンテナ)も見学しました。

同じ日に定植をしていますが、生育具合がとてもバランスよく、洗練されています。デザインを決める時、植物を選ぶ時、植物を植える時に成長してからの姿などを思い浮かべているからできること。と教わりました。ぜひ、そこを目指したいですね!

では、ひととおり見たところで市役所本庁舎地下一階会議室へ移動して、メンテナンス講習会です。

切り戻し、花がら摘み、肥料など、メンテナンスに関することを総合的に学びました。

 

先生のお話は、とても多岐にわたり、今現在知りたいことも交えて楽しく教えてくださいました。

チューリップの花後の扱いについては、誰もがいろいろ悩むところですが、先生からは、「そうなんだ!」と思える話を聞くことができました。

球根植物は、花後に葉を残すことで、光合成によりできた養分を蓄え翌年花が咲くということ。

チューリップの球根の皮はむいてもかまわないということ。球根の形の向きをそろえて植えると、葉の向きもそろうということ。などなど、いろいろためになることも教わりました。

では、改めて、担当するコンテナのメンテナンスに取り掛かります。

 

生育不良の株があり、やむなく補植を行ったグループもありましたが、他の花はとっても元気です。

先ずは終わった花(花がら)を取って、次に”もったいない”と感じるけど、取らなくてはならない花にチャレンジします。

花は実を着けると、タネを熟すことに全エネルギーを使ってしまい、次の花が咲きません。だから終わった花は早めに取ることが必要です。と教わったことを実行します。

ひととおり作業をした後は、ちょっと離れて全体のバランスを確認します。

「もうちょっと切ろうかな?」なんて意見も出るくらい、みなさんメンテナンスのコツをつかんだようです。

 

 

 

 

左はメンテナンス前、右はメンテナンス後のコンテナです。

次のメンテナンスは3週間後なので、ちょっと大胆に花を切りました。

まもなく7月。花たちが最も元気になる時期を迎えます。

1週間もすれば、花盛りです。

お近くにお越しの際はぜひご覧になってくださいね。